告発の行方のあらすじ・作品解説
ジョディ・フォスターの体当たりの演技とレイプ問題を取り扱った衝撃的な内容により話題となった、ジョナサン・カプラン監督による社会派映画、告発の行方。 自由奔放で毎晩のように酒場でアルコールを浴び、ドラッグにも手を出すサラ・トバイアスは、いつものように酒を飲み酒場の男とのダンスを楽しんでいた。セクシーなダンスで注目を集めるも、男達はエスカレートし、次第に欲望に駆られた男はサラをピンボール台の上で代わる代わる強姦してしまう。 傷ついたサラは強姦したものだけでなく、傍観者も含めて告発することに。しかし、男を誘惑し、酒とドラッグに溺れていたサラに勝ち目はなかった。 アメリカのみならず、世界中で問題となっているレイプ犯罪に真っ向から立ち向かった本作品は、現実で起こり得る衝撃的な内容が話題となり、サラを演じたジョディ・フォスターは、第61回アカデミー主演女優賞、第46回ゴールデングローブ主演女優賞を受賞している。
告発の行方の評価
告発の行方の感想
レイプ裁判の難しさ
ジョディ・フォスター若い!かなりファンキーで難しい役を体当たりで演技しています。ジョディ・フォスターが3~4人の男にレイプ・暴行されるのですが、証拠がなく和姦で和解するような流れになっていきましたが、何とか裏取引で過失傷害でぶち込むことに成功。しかし、ジョディ・フォスターは強姦として罪に問われなかったことに納得がいかず、その思いに同感した検事は、強姦罪として追求し、またまわりの囃し立てていた人間も教唆犯としてぶち込むために奮闘。しかし、ジョディ・フォスターは麻薬で前科があったうえ、当日はマリファナをやった上にかなり酔っぱらっていたとのこと。更には、男を誘い、楽しんで行為に及んでいたとの証言も出てしまい、窮地に追い込まれます。和姦って結構難しい問題なんですよね。和姦とは同意がある性行為というわけですが、例えば一人暮らしの男性宅に女性が一人で行き、お茶をいただいたりした後で、レイプされたと...この感想を読む
レイプは強姦暴行です
1988年のアメリカ映画で主演はジョディ・フォスターです。この映画から世間では強姦と言うものに光が当たりだした画期的な映画です。ピンボール台と言うのはアメリカのバーに付き物で、イギリスだとテーブルサッカーかダーツほどポピュラーな物です。この作品は強姦された一人の女と彼女の弁護士の話です。強姦された被害者はマリファナかハシシでふわんふわんで、そこに酒が入ってて音楽なんかでレロレロになってた事から、陪審員や検察官の心象がよろしくない。ここですね、ポイントは日本でも強姦は認めてもらえないと被害者は泣き寝入りするケースが多いと伺います。権利や政府があって守られてる身の安全はどうなってるのだろうかと、女たちが地力で考え出した時代の揺さぶりでしょうか。これは一見の価値があります。ぜひ、娘さんがいらっしゃる方や友人にお勧めください。
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