パール・ハーバーのあらすじ・作品解説
パール・ハーバーは、タッチストーン・ピクチャーズが制作したアメリカの戦争映画である。レイフ役:ベン・アフレック、ダニー役:ジョシュ・ハートネット、イヴリン役:ケイト・ベッキンセールを配役し、マイケル・ベイ監督、製作総指揮:スコット・ガーデンアワー、製作:ジェリー・ブラッカイマーが担当している。 幼なじみの親友であるレイフとダニーは、幼い頃から兄弟同然に育てられいつも一緒だった。米陸軍の航空隊に入隊した2人は実力派パイロットとして育つ。そんな中、レイフは看護師イヴリンと出会い恋に落ちる。だが、レイフはヨーロッパの戦地へと行ってしまう。レイフから恋人のイヴリンを託されたダニーは軍からハワイ転属命令を受けると同時に、レイフの戦死の報が届き、ダニーはイヴリンを癒やしやがて結ばれたが、イヴリンの前には戦死したはずのレイフが現れ3人の間には気まずい空気が…。 2001年に第74回アカデミー賞「音響編集賞」を受賞している。
パール・ハーバーの評価
パール・ハーバーの感想
評判通りのバカ映画です。
私は歴史ものが好きなのでこの映画をみたのですが、、、。あまりにもお粗末な映画なので、歴史好きの方は控えた方がよろしいかと思います。はっきり言って日本人をバカにしています。なぜこの映画が日本で公開されたのか?しようと思ったのかが解りません。しかも、日本での公開版は、日本人が不快に感じるところは編集されているらしいです。一番ゆるせないのは、この戦争でたくさんの人たちの命が奪われたという事を、ただの三角関係の恋愛映画の題材にしている事です。戦争では多くの命がなくなり、その背景にはたくさんの悲しみがあり、苦しみがあります。そんな事そっちのけで、ただの娯楽映画にしたこの映画は、正真正銘の駄作です。
戦争映画ではなく恋愛映画
メインは、パールハーバーを舞台としたレイフとダニー、イヴリンの三角関係であって、戦争ではない。真珠湾戦争はあくまでもオマケ。最大の見どころであるとされている戦闘シーンは、今までにない映像が使われている。その点は評価できるが、歴史観や日本の描かれ方が余りにお粗末すぎる。日本軍が作戦を練っている場所は原っぱで、近くでは子供が凧揚げをしているだなんて、本気で戦争映画を作る気があるのだろうかと呆れてしまう。レイフがパールハーバーを攻めてくるゼロ戦を見て、「あれはゼロ戦だ!」というけれど、例え英国で従軍経験があったとしても、その当時のアメリカ人がゼロ戦を知っているはずがない。突っ込みどころを挙げ始めたらキリが無いので、あくまでも恋愛映画として見ることをお勧めする。
戦争映画と言ってしまうとほかの戦争映画に失礼
日本で言うところの『真珠湾攻撃』をきっかけに太平洋戦争が始まっていく場面を描いた作品。正直なところ、前半と後半で全く別の映画のような様相を呈している上に、前半も後半も面白くない。唯一見所を探すなら、大変なお金をかけて作られたであろうCGによる戦闘シーンだけだ。アメリカの人たちがこの映画を見て、感動したのかどうか聞いてみたいところである。そもそも、日本では『真珠湾攻撃前夜からをアメリカ視点で描いた戦争映画超大作』というような触れ込みだったはずなのだが、問題の真珠湾攻撃が始まるまでの時間が長すぎる。戦争映画というので、我々はその部分を見ようとしているのに、アメリカお得意のヒューマンドラマを見せるためにかけた前半の時間が長すぎてだれてしまった。後半の部分も、ただドンパチやっているだけで、評価し辛い。そこにある人間のストーリーはこの映画でなくてもいろんな映画で言われていることであって、今更感もあ...この感想を読む