アウトブレイクのあらすじ/作品解説

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アウトブレイクのあらすじ・作品解説

アウトブレイクは、1995年のウォルフガング・ペータゼン監督、ダスティン・ホフマン主演によるパニックサスペンス・アメリカ映画である。 アメリカに住んでいるサム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)は所属する研究室がアフリカに派遣された際に、アフリカの村や街はエボラ出血熱よりも死の確率の高い未知のウイルス(モターバ・ウイルス)に感染されていた、そのウイルスはアフリカを超え家族のいるアメリカに感染を広げていた。主人公を含む研究室の人々はウイルスの存在を解明するために、謎を解き明かそうとするが、どんどんウイルスは感染していき、アフリカの街は都市機能がまったくない壊滅状態になる、そのウイルス感染の拡大(バイオハザード)を阻止するために豹変した感染者と戦いながら恐怖と立ち向かうバイオサスペンス物語である。1995年には第62回 NY批評家協会賞・助演男優賞を受賞するなど高い評価を受けている作品である。

アウトブレイクの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.004.00
キャスト
4.004.00
音楽
4.004.00
演出
4.004.00

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アウトブレイクの感想

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新型ウィルスの恐ろしさを描く

主演は名優ダスティン・ホフマンとレネ・ルッソ、モーガン・フリーマンの重厚な演技合戦の連続です。この映画は自然災害や宇宙人襲来のパニックムービーではなく、実際に起こりうる新型ウィルスのパニックムービーなので、フィクションでは片付けられないリアルな怖さがありました。劇中、突然変異をしたエボラウィルスが空気感染でも蔓延することがわかったシーンは、思わず自分も息を止めて見ていました。感染すると目から出血して、数時間の内に死に至るという強烈なシーンの連続でした。あまりにもリアルなシーンだったので、映画を見た日は食事ができないほどでした。現在、HIV、鳥インフルエンザ、SARS、コロナウィルスなど決定的な治療法がない未知のウィルスによる被害が出ています。この映画では一人が勝手に猿を得てその猿から新型エボラウィルスが蔓延しましたが、人間の身勝手さが大変な結果をもたらしたと言えます。この映画は、人間が身勝手に...この感想を読む

4.04.0
  • 黝璽黝璽
  • 135view
  • 442文字

アウトブレイクの登場キャラクター

サム・ダニエルズ大佐

アウトブレイクの名言

You know, fear gets a bad rap. I don't want anybody working with me who isn't scared.

サム・ダニエルズ大佐

ザイールの小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生。兵士を伝染病等から守るアメリカ陸軍感染症医学研究所のサム・ダニエルズの研究チームが現地に飛び、彼らは悲惨な現場を目の当たりにする。そこで新米のソルト少佐は恐怖からパニックになり防護ヘルメットを脱いでしまう。空気感染は無かったのでチームに危険に陥らなかったが、その帰りの飛行機の中でダニエルズはチームを危険にさらしたことに落ち込むソルトにこう諭す。

But don't drop the bomb because you're following order. (しかし、命令だからといって、爆弾を落とすのはやめろ!)

サム・ダニエルズ大佐

米国の田舎町で爆発的な伝染病が起きる。軍上層部は、これに対する既に作った細菌兵器と血清を隠蔽しようと、街に爆弾を落とす一掃作戦を遂行しようとする。ダニエルズはこの事実を知るが、必死の調査の末、空気感染に変異した新たな伝染病を治す新血清をできることを報告する。しかし、上層部は保身の為、作戦を実行を爆撃機に命令する。ダニエルズはヘリで爆撃機の進路を阻みつつ操縦士に作戦中止を懇願する。

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