太陽の帝国のあらすじ/作品解説

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太陽の帝国

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映像
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太陽の帝国のあらすじ・作品解説

太陽の帝国(原題:Empire of The Sun)は1987年にアメリカで、1988年に日本で公開された戦争映画。 イギリス人作家J・G・バラードによる同名ノンフィクション小説の映画化である。 監督・製作はスティーヴン・スピルバーグ。 主役のジェイミーを演じたのは当時13歳だったクリスチャン・ベール(「ダークナイト」)であり、伊武雅刀、片岡孝太郎、ガッツ石松、山田隆夫他日本人俳優も多数出演している。 また、第60回アカデミー賞でも4部門ノミネートされスピルバーグ自身もかなりの自信作だと意気込んでいたものの、どれも受賞されていない。 この作品は1941年の日中戦争の最中の上海で両親と暮らしていた少年ジェイミーはある日憧れていた日本軍が上海に侵略してきた際両親とはぐれ、さらには生き抜いていくために悪事に身を染め日本軍に捕まり収容所で時間が過ぎていくかのように淡々と成長していったジェイミーが人々によって次第に生きる希望と知恵を見つけていくという内容になっている。

太陽の帝国の評価

総合評価
5.005.00
(1件)
映像
5.005.00
脚本
5.005.00
キャスト
5.005.00
音楽
4.804.80
演出
4.804.80

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太陽の帝国の感想

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バットマンが主役の戦争映画

少年の成長から目が離せない「太陽の帝国」は主人公の少年ジムの成長を描いた物語。次々と自分の境遇が変化する少年から思わす目が離せなくなってしまいます。戦争が原因でイギリスの上流階級に生まれた少年が、どうやって生き抜いていくのかに興味を持たせ観ている人を惹きつける作品。上流階級で育った坊ちゃまには、きっと何もできないのだろうと思っていたのですが、子供というのは大人よりも強くたくましい存在なのだなと、感じずにはいられませんでした。どんな境遇になっても、生きることに貪欲で前向きな子供の姿勢といのは、いつの時代でも未来へと通じる光のような感じに思えます。「太陽の帝国」は2時間30分以上の長い作品ですが、最後までじっくり見て損はありません。私が一番感動したのは、苦しい思いをして命をつなぎ、何とか生き延びてきたジムが両親の元に帰った時です。正直、この瞬間が見たくて「太陽の帝国」を見ていたのですが、ジムの...この感想を読む

5.05.0
  • mayurinmayurin
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  • 2062文字
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