でも人生は本当にいっぺん絶望しないと、そこで本当に捨てらんないのは自分のどこかをわかんないと、本当に楽しいことが何かわかんないうちに大っきくなっちゃうと思うの。
田辺えり子
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キッチンの名言集です。現在8件が登録されています。
田辺えり子
えりこさんが窓辺の植物に水やりをしながら主人公に話しかける。
桜井みかげ
唯一の家族だった祖母が亡くなった後、きちんと泣くことが出来ていなかった主人公が、バスの中で見かけた小さな女の子とおばあちゃんをきっかけに涙を流し、自分自身に言った台詞。
田辺雄司
最愛の妻が病死し、最後に託されたパイナップルの苗木も枯らしてしまい、田辺雄司がどん底に落ちてから人生について悟ったときの言葉。この悟りののち、彼は性転換して「えり子」として生きるようになる。
桜井みかげ
沈んでいる友だちを見守りながら、主人公が思うこと
桜井みかげ
主人公が辛い気持ちになっている友だちを見て思うこと。
桜井みかげ
唯一の家族だった祖母を亡くし、悲しみの中にいた主人公が人との出会いで乗り越えていく中での言葉。
桜井みかげ
幸せな夢の一片と同じ状況が現実にも起こり、夢の中でもラーメンって言ってたね、と言うと、相手も同じ夢を見ていた。その驚きと感動を二人で共有して、真夜中にジューサーでジュースを作りながらラーメンをゆでていた。
桜井みかげ
ひとりぽっちの主人公が好きになったかもしれない人とカツ丼を食べて思ったこと。
自分の一部のような本ここまで自分の体のような、心のような、手にして開けると懐かしさを感じる本はないと思うほど静かにわたしの中に沈んでいきます。もう知っている物語が愛おしくて大事で、愛犬を愛でるような感情に似ています。可愛らしい内容ではないんですが、ばなな先生がわたしが生まれる前に発表して新人賞などを受賞したこの作品が、旅行から自宅に帰ってきたときのような安心感を与えてくれます。昔のアルバムを開く感覚に近いのかな?他のばなな先生の作品も好きなんですが、強烈なインパクトも大恋愛もしないこの作品が病みつきになって、もう何回読み返したかわかりません。はっきりした理由はありません。でも、わたしはこの作品を一生愛して、自分の子供や将来の孫に与えたいと思っています。今ではなくてはならない本の一冊となっています。みかげ、雄一、えり子さんわたしはえり子さんにいつも励まされます。彼女は男で、正しくは雄一の...この感想を読む