母さんのコロッケの評価
母さんのコロッケの感想
心に響く一冊。
脱サラをして塾をはじめた秀平が、たまたま立ち寄ったコンビニで買ったキャンディ。なめてみたら・・過去の世界へと。戦争というとてつもなく過酷な時代を生きた祖父、祖母が出会い、そして父、母が産まれ出会い自分がこの世に生を受ける奇跡。そしてまた自分がかけがえのない人に出会い、子供を持つということ。命は繋がっていくもの、「未来は永遠に続く今・・」だから精一杯に生きなければならないということ心にずっしりと残りました。ずっと覚えておきたいこと本文より「・・すべての子供は、 大人に自分の使命を気づかせるという使命を持っている」「・・どう生きたのかという記憶が子供たちの生きる力を育てるのだよ。残してあげる財や肩書きが子供たちを守ってくれるわけではない・・」我が子にも読んでほしい一冊です。