赤×ピンクのあらすじ/作品解説

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赤×ピンク

4.504.50
文章力
4.75
ストーリー
4.75
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.25
感想数
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赤×ピンクの評価

総合評価
4.504.50
(2件)
文章力
4.754.75
ストーリー
4.754.75
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.254.25

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赤×ピンクの感想

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傷ではなく傷口。

『赤×ピンク』みなさんは、この『赤×ピンク』の著者である桜庭一樹さんを知っていますか?私は、桜庭一樹さんの本を読むのは、実はこの『赤×ピンク』という本が初めてです。きっかけは二階堂ふみさんが桜庭一樹さんの本を読んでいる、ということで、二階堂ふみさんの上品さ、佇まいのルーツをさぐるために読み始めました。本屋さんで、この本を棚から取り出したとき、表紙に惹かれました。抽象的な絵で、オレンジ、黄色、紫、混ざりあった色。透き通る水面に浮かぶ、花びらのように見えます。みなさんは、何に見えますか?この物語の核となる登場人物は、真由、美子、皐月の3人。そして、もう1人、千夏。本の構成が File.1、File.2、File3となっていて、File.1は真由目線、File2は美子目線、File3は皐月目線です。傷ではなく傷口。 みなさんは、身体ではなくて、目では見えないけれど確かにある「傷」や「傷口」をもっていますか?登場人物たちは、み...この感想を読む

5.05.0
  • りんごりんご
  • 218view
  • 2009文字
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