ぼくのメジャースプーンのあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

ぼくのメジャースプーン

4.004.00
文章力
4.67
ストーリー
4.00
キャラクター
4.50
設定
4.67
演出
4.50
感想数
3
読んだ人
4

ぼくのメジャースプーンの評価

総合評価
4.004.00
(3件)
文章力
4.674.67
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.504.50
設定
4.674.67
演出
4.504.50

評価分布をもっと見る

ぼくのメジャースプーンの感想

投稿する

ぼくのメジャースプーンの登場キャラクター

秋山一樹

ぼくのメジャースプーンの名言

馬鹿ですね。責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって、『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです

秋山一樹

主人公の「ぼく」が、ふみちゃんが傷つくことが嫌なのは自分のための自分本位な気持ちでふみちゃんのことが好きだからじゃないんだと泣きながら言ったときに返した言葉

被害者というのは、仕返しをして手を出してしまえば、その時点から簡単に加害者の側に転じてしまうことができるんです。

秋山一樹

友だちのふみちゃんを傷つけた人間に復習したいと考える主人公に被害者と加害者の関係についての考えを話す

自分のために一生懸命になってくれる誰かがいること。自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか、馬鹿にされて傷ついた心は修復されないと、僕の友達が言っていました。

秋山一樹

痛ましい事件をきっかけに、学校へ来ることも難しくなってしまった主人公の友達、ふみちゃん。彼女を小馬鹿にした同級生を見た主人公は、怒りのあまり思わず言うべきではない言葉を叫んでしまいます。 感情に任せて言ってしまったことを後悔する主人公に対し、秋山はこう語りかけます。

ぼくのメジャースプーンに関連するタグ

ぼくのメジャースプーンを読んだ人はこんな小説も読んでいます

ぼくのメジャースプーンが好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ