終末のフールのあらすじ/作品解説

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終末のフール

4.254.25
文章力
4.75
ストーリー
4.50
キャラクター
4.00
設定
4.25
演出
4.00
感想数
2
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終末のフールの評価

総合評価
4.254.25
(2件)
文章力
4.754.75
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.004.00
設定
4.254.25
演出
4.004.00

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終末のフールの感想

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大好きな小説

この作品は、伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きな作品だ。この作品は、何個かにストーリーが分かれているが、実は同じ時を過ごしていたり、誰かと誰かが知り合いだったりと、伊坂幸太郎さんらしい構成を取っている。この本全体の設定としては、もう少しで隕石が地球に飛んできて、地球が滅亡してしまうのを知らされた人類が、混乱している中での生活を描いている。登場人物は皆、仙台の「ヒルズタウン」に住んでいる。この中で私が一番好きなストーリーは、「太陽のシール」だ。登場人物はごく普通の夫婦だが、なんとこんな時期に妻に妊娠疑惑が。最初は、しっかりして冷静な奥さんに比べて、旦那さんはなんて優柔不断で頼りないんだと思った。私も妊娠・出産経験があるが、できちゃった結婚なため、産むかどうか迷った経験があるので、このふうふの気持ちがよくわかった。産んだとしてもこの子が小さい頃に地球が滅亡してしまうが、産まないという選択も...この感想を読む

4.54.5
  • hearlohearlo
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終末のフールの登場キャラクター

苗場

終末のフールの名言

あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?

苗場

俳優から何気なく、明日死ぬとしたらどうする?と聞かれ、草場は、変わらない、と答える。すると俳優は馬鹿にする。そして、草場が俳優に発した言葉がこの名言。いつ死ぬかわからないから、今自分に出来ることを一生懸命にやる、その姿勢を感じる。長生きするつもりで、この1年なんて、と堕落に過ごすのではなく、一生懸命に生きる草場に感銘を受ける。

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