フィッシュストーリーのあらすじ/作品解説

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フィッシュストーリー

3.753.75
文章力
4.50
ストーリー
3.75
キャラクター
4.25
設定
3.50
演出
3.00
感想数
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フィッシュストーリーのあらすじ・作品解説

フィッシュストーリーは2007年1月に新潮社から刊行された伊坂幸太郎の短編小説集の中に収録された表題作である。短編でありながら、その舞台は20数年前、いま、30数年前、そして10年後・・と様々に移り変わる。合コンの送り迎えをさせられた帰りに女性の悲鳴を聞いてしまう気弱な大学生、彼が車で聞いていたのは売れないバンドの最後のレコードとなった曰くつきの曲、時代は変わり、修学旅行の途中で眠りこけて船に取り残されてしまったためにシージャックに巻き込まれた女子高校生、そして更に時代は変わって巨大な彗星の衝突により地球が滅亡すると言う日に、たった1軒営業を続けるレコード店・・。これらが一つにつながっていく伊坂幸太郎の真骨頂とも言うべきストーリーの展開を見せ、時代を超えてつながる人々の思いが描かれる。 2009年には伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未来など、そうそうたるメンバー出演の映画が公開され、劇中化などの音楽プロデュースは斉藤和義が担当している。

フィッシュストーリーの評価

総合評価
3.753.75
(2件)
文章力
4.504.50
ストーリー
3.753.75
キャラクター
4.254.25
設定
3.503.50
演出
3.003.00

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