萩・津和野に消えた女のあらすじ/作品解説

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萩・津和野に消えた女

4.704.70
文章力
5.00
ストーリー
4.50
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.00
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萩・津和野に消えた女の評価

総合評価
4.704.70
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.004.00

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萩・津和野に消えた女の感想

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誰もが自分が正しいと思っている、争いはそこから始まる

北条早苗刑事を通じて感じる女性の働き方この作品では、殺人予告の置手紙をして行方不明になった女性を探すことが物語の始まりになっている。ここで、相談を受けた十津川が、女性の方が気持ちがわかるのではないかと部下の北条早苗刑事をすぐ現場に差し向ける。北条刑事が活躍する話というと、本作以外だと奥能登に吹く殺意の風などがあるが、そのような話を読むと必ず感じることがある。十津川警部はいい意味での男女平等、適材適所で北条刑事の女性らしさを操作に生かし切っている点である。証言者が女性であると、男性刑事に事情聴取させた後にもう一度北条刑事に再度事情聴取させることで別の情報が得られたリ、また彼女独特の勘のようなものが事件解決につながることも多い。今回は序盤だけではなく、後半でも彼女が被害者の女友達から聞き出した些細な証言が、真犯人のヒントになっている。女性としては、彼女のように自分の特性を生かした職場で働け...この感想を読む

4.74.7
  • tamamatamama
  • 292view
  • 2153文字
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