十津川警部「狂気」のあらすじ/作品解説

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十津川警部「狂気」

4.504.50
文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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十津川警部「狂気」の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
3.503.50
キャラクター
4.004.00
設定
4.004.00
演出
4.504.50

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十津川警部「狂気」の感想

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とにかく猟奇的、情景を思い浮かべることもおぞましい事件

実際に起こったら犯罪史上に残る大事件西村京太郎氏の作品における殺人事件では、遺体が吊るされているという方法で放置される事件がいくつかある。どれも想像するだけでおぞましい事件ばかりだが、この「狂気」の遺体の扱いはその中でも突出して凄惨である。女性が全裸でしかも逆さづり。その上乳房を傷つけられているという。まさしくタイトル通り「狂気」しか感じない。その上同一の方法の殺人が一度では済まず、被害者が拡大する。一体その犯罪の動機はどんなものなのか、序盤の遺体が見つかった際の衝撃で一気に物語に引き込まれる。しかし、狂気とは犯人の殺しの方法を表現した言葉ではない。遺体がぶら下がった様子をテレビで放映するテレビ局。作中報道各社が犯人がメールで送り付けた遺体の様子の画像を放送したという描写があるが、現実にはあり得ないだろう。もし、こんなことを実際マスコミが行なったら、今なら相当なクレームが来るに違いない...この感想を読む

4.54.5
  • tamamatamama
  • 200view
  • 2138文字
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