私の人生は誰のものとも違います。誰のものとも違う、自分の幸せを選ぶことが出来るのです。幸せは、あっちからやってくるものではなく。こっちから、選んで手にするものだから。
小柳菜ノ花
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散りばめられている伏線の数々ベストセラー『君の膵臓が食べたい』の著者である住野よる先生の小説の特徴の一つである。舞台は学校ではあるが主人公となる小学校に通っている女の子は友達が少ない。そういないわけではない。しかし小学校に友達といえる人は数人しかいないのは事実。そんな彼女が小さな胸を張って友達といえるのがちぎれたしっぽがトレンドマークな小さな彼女。その彼女と出会い、助けた際に知り合ったとてもやさしい”アバズレさん”にいっつもおいしいお菓子を焼いてくれる大きな木の木でできた家のおばあちゃん。そして手首にカッターを押し当てて自分のことを語ろうとしない”南さん”の三人である。いつも一人でマンションへ帰り、ランドセルを机に置き、黒くて小さな彼女と待ち合わせし友達の家へ行ってはその日あったこと感じた事を共有し女の子の心情がとても細かく描かれている。小学校の授業で、幸せについての自分なりの考えをま...この感想を読む
よみがな:こやなぎなのか ニックネーム:小柳さん、お嬢ちゃん、なっちゃん 年齢(作品時):小学生 性別:女児 住まい:一際大きなマンションの11階 性格:賢いが、周りを思いやることができず、味方も友達もいない 特徴:好きな物語などから得た知識や語彙で、子供とは思えない言い回しや達観した態度を取る 物語...
よみがな:アバズレさん ニックネーム:アバズレさん 性別:女性 住まい:クリーム色の2階建のアパート。2階の突き当たりの部屋。 性格:知的で奈ノ花の良き相談相手 特徴:表札に黒マジックで「アバズレ」と落書きされているのを見て、奈ノ花に「アバズレ」が名前だと勘違いされ、アバズレさんと呼ばれる 価値観:自...
小柳菜ノ花
主人公が様々な人にヒントをもらいながら助けられてきたけれども、そのヒントに影響されて自ら行動したことによって自分の人生を築いた。
小柳菜ノ花
主人公が様々な人に「幸せ」とは何か、ヒントをもらいながら考えた最終的な結論。
小柳菜ノ花
アバスレさんとの会話途中に小柳菜ノ花がたとえた言葉