幸せの教室のあらすじ・作品解説
幸せの教室は、2012年に公開されたアメリカ映画である。監督はトム・ハンクス。脚本はトム・ハンクス、ニア・ヴァルダロス。出演者はトム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー。 ラリー・クラウンは、大型スーパーで働いている中年男性。客にも仕事仲間にも明るく接し、仕事をきちんとこなしている。 ある日、仕事中に上司に呼ばれたラリー。優良社員の「今月の人」にまた選ばれたと思いながら上機嫌で向かうと、言い渡されたのは突然の解雇。ラリーは大学に行っていないため、今以上の昇進は望めないことが理由だった。 ショックを受けながらも新しい仕事を探すのだが、年齢的にも難しさを感じたラリー。ご近所さんに勉強は何歳からでも遅くないというアドバイスを受け、再就職を目指して短期大学に通うことにする。 ラリーは大学で出会った仲間やスピーチのクラスの教師のメルセデスと接しながら、次第に新しい人生を謳歌していくのだった。 2013年にBlu-rayが発売された。
幸せの教室の評価
幸せの教室の感想
幸せを掴んでは失いでもまた掴む。静かな意志を絶やさず秘めて。
愚直笑うこと無かれ。幸せの教室。いきなりの幸せぶっこみです。この教室で主人公ラリーは恋や自身の表現、友を見つけるのですからまあ順当なタイトルではあるのですが。でもこの教室はただの環境であり幸せの種はもともと彼の中に宿されていたものだと思うのです。彼はリストラされた先でも誠実、実直に仕事をしていました。誰が見ていなくても手を抜かず誇りを持って仕事をしています。いつだってどんな境遇にいても自分の仕事を愛し頑張れる人です。幸せはいつだって自分の中にある。そんな言葉を地味に具現化してくれてそうな人物なのですがやはりそうもいかない所が現実。と、始まっているように思えます。他人の悪口を言うでもなし、コツコツ努力を惜しまず、だからといって満更のお人好しでもなく交渉ごともそこそこできます。おうなのに妻とは離婚、職場もリストラ。そもそも奥様とはどうして離婚したんでしょうか?ラリーのお人柄を考えるとラリー...この感想を読む
キャスティングは凄い良いのですが…
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ、ハリウッドを代表する2大トップスターの競演に、タイトルから察する感動的な学園モノのイメージで相当期待して観たのですが、見事なまでに期待を裏切られました。簡単に言ってしまうとすごくチープな大人の恋愛ドラマ。はっきり言って面白くないです。エンディングもなんか終わり方がしっくり来ないし…。ただ突然勤めていたスーパーをリストラされてしまう冴えない男をトムハンクスが好演しています。娘くらいの年の女の子にほろかな恋心を抱くあたりも、当然ジュリアロバーツとの恋愛もそうですが、大人だっていつでも恋愛できるし、青春も味わえると爽やかな風は吹きます。
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