仕事は最悪だが、お楽しみがある。
スコット・ブレネン
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「ビッグ」は1988年にアメリカで製作されたペニー・マーシャル監督による映画である。主演はトム・ハンクス。物語はニュージャージーに住むジョシュは仲良しのビリーといつも野球やゲームに夢中になるようなごく普通の12歳の少年であったが、いつも早く大人になりたいとも思っていた。そんな中ジョシュは年に一度のカーニバルを訪れた。身長が低くてジェットコースターに乗ることができずにがっかりしていたところゾルダーという願いを叶える機械を見つけた。そこで大きくなりたいと願うと、翌朝ジョシュは大人の姿になっていた。家族にも信じてもらえないと思いビリーにだけ真実を打ち明け、仕事を見つけ大人としての生活が始まるのであった。体は大人でも心は12歳のままのビリーが色々な思いや経験をしていくファンタジック・コメディーである。 この作品は1988年度のアカデミー賞で主演男優賞(トム・ハンクス)と脚本賞(ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ)にノミネートされた。
こうして周りから「大人」と言われる年齢になって気付いた事は大人って本当につまらない。子供の時の方がもっと素直に生きていけたのに大人になるという事は当たり障りなく生きていくという事なのかもしれないと日々の生活の中そう思う事が増えてしまった。そういう時にこの映画をみると心がスッキリする。大人も悪いもんじゃない。たいせつなのはやっぱり自分自身で、楽しもうと思えば大人だっていくらでも楽しめるという事を教えてくれるし「大人になりたい」と思っている子供がみたら大人になっても楽しく過ごす方法はいくらでもあるんだなと思わせてくれると思う。とても良い作品だと私は思います。
トム・ハンクスももうオジサンなので仕方がないのだけど最近は感動一直線の映画に出る事が多くてとても残念です。本当はこういう映画の方が彼には似合っていると思うしこの作品のこの役は彼が演じた事によって成り立ったものだと思います映画というものはこういうものじゃなきゃいけない様な気さえしてしまいます。何度も何度もみた作品です。と言っても最近は見ていないのですがふとした瞬間にこの映画のワンシーンを思い出してしまう時があって私もまだまだ大人になりきれていないなって思います。例えば子供には似合わない様な大人な料理を食べて口に合わなかった時。この映画の主人公がパーティーで食べたキャビアを吐き出すシーンを思い出します。楽しい事があった時はこの映画の主人公が大きい電子ピアノを足で踏みながら演奏していたシーンを思い出します。
子供のころに誰しも思ったことのある「早く大人になりたい」という気持ち。そんな気持ちを再現している作品です。トム・ハンクス演じる12歳のジョッシュが心は子供のまま、身体だけ大人になってしまい、いろいろな経験をしていくというファンタジック・コメディ。子供の心を演じるトム・ハンクスがとってもキュートで、かわいらしいです。本当に12歳の男の子に見えちゃいます!観ていてとっても楽しくて、でも最後はちょっぴり切なくて・・・ほんわか感動させられちゃいます。私が最初にこの作品を観たのは子供のころですが、大人になって改めて観てみると、すごく新鮮で夢に溢れているストーリーで感動しました。
スコット・ブレネン
おもちゃの会社にデータ入力係として採用されたジョッシュは、仕事の初日、隣の席のスコットに話しかけられる。
マクミラン社長
職場内で急いで走っていたジョッシュは、マクミラン社長にぶつかって転ばせてしまうが、社長は「何ともない」と、實大だった。
マクミラン社長
職場内で急いで走っていたジョッシュは、マクミラン社長にぶつかって転ばせてしまう。「どこへ行くところだったんだ?」と訊かれ、「5時までにコピーしないと」と答えたジョッシュに、社長が言うセリフ。