モテキのあらすじ・作品解説
モテキは、原作久保ミツロウによって、TVドラマの1年後のオリジナルストーリーを映画化したものである。監督に大根仁、製作に井澤昌平/市川南、エグゼクティブプロデューサーに中尾哲朗/塚田泰浩を迎えている。三十路前のモテない男、藤本幸世役を「森山未來」が主演として演じている。松尾みゆき役に「長澤まさみ」桝元るみ子役「麻木久美子」愛役「仲里依紗」唐木素子役「真木よう子」が配役されている。 一年経ち、実家で暮らしていた藤本は再び上京する。派遣社員を卒業しニュースサイト、ナタリーの面接を受け正社員となった。ライターとして活動していたある日、Twitterを通じて雑誌編集者の松尾みゆきと知り合う。次々と現れる魅力的な女性たちと過去の女性との間で揺れ動いてしまう藤本は…。 2012年第35回日本アカデミー賞にて、主演女優賞「長澤まさみ」助演女優賞「麻木久美子」音楽賞「岩崎太整」話題賞作品部門/俳優部門にノミネートされた作品である。
モテキの評価
モテキの感想
大人のラブコメ!
できればドラマを見てからの方が楽しめるかもキャストも豪華ですし、パルコとタイアップしたCMなどの効果で、ドラマや原作漫画を観る前にまずは話題性のある映画から観てみよう!と映画から入った方も多いと思いますが、映画はドラマの1年後の設定なので、本作中には墨さんや島田などの幸世旧知の仲と思しき人物がさらっと登場しますし、その人たちとドラマでどんなストーリーを経てから、本作に至ったのかを知っておくとより楽しめるかと思います。僕自身も映画→ドラマ→再度映画見直しという形でしたので二度美味しい形でした。ドラマでは漫画家オムさん役として登場していたハマケンさんは、映画では自身がボーカルを務めるファンクバンド「在日ファンク」として一瞬映画のフェスのシーンで登場していましたし(実在するファンクバンドです。ジェームスブラウンを彷彿とさせるかっこよさです。)、そのフェスのシーンでの「かっこ悪い振られ方」のシーンも...この感想を読む
長澤まさみに持ってかれてます。
人気テレビドラマの映画版。モテない31歳の男子、幸世はライターとして働いていた。ある日、ツイッターで知り合った仲間と飲みに行くことになる。そこに現れたのは、みゆきという美女だった・・・ドラマ版同様に、突然4人の女性からモテまくる幸世ですが、今回は長澤まさみさんにすべて持っていかれてました!それくらい、本作の彼女はエロ可愛かったです。映画もドラマと同じく、音楽をふんだんに使ったミュージカル仕立て。perfumeが特別出演していたり、森山未來さんのキレの良いダンスが観れたりと、見応えのあるシーンもたくさんあって、最後までとても楽しく観賞できました!
ノリノリの気分になれるポジティブムービー
よく長澤まさみのエロい演技にばかり話題が集まっていましたが、個人的には地味で要領悪い麻生久美子の役が好きなど観た後にみんなで盛り上がれる良い映画だと思います。欲を言えば、途中でperfumeを踊ったりなどミュージカル風?の演出があったのですがあんまにストーリーを邪魔している感じがしてしまって私はこの演出方法はあまり好きではありませんでした。ただバブル期?くらいの往年のヒット曲(モテ曲)連発で、バブル世代は懐かしくてより楽しいのかも。ストーリーはこんな話あるかいっ!と思いながらも元気が出るポップなポジティブムービーです。また主題歌を担当しているフジファブリックの夜明けのBEATはまさにナイスチョイス!ノリノリの気分になれます♪
モテキの登場キャラクター
藤本幸世
よみがな:ふじもと ゆきよ 年齢(作品時):29歳 性別:男性 国籍:日本 特徴:夢もなく金もない 価値観:草食系 物語上での目的:人生初の「モテ期」到来に戸惑いながらも異性との交遊を重ねる 職業:派遣社員 出身:九州 暮らし:都会の暮らしが合わない 恋愛経験値:低い