エネミー・オブ・アメリカのあらすじ・作品解説
エネミー・オブ・アメリカは1998年にアメリカで、1999年に日本で公開されたミステリー及びサスペンスアクション映画である。 「トップガン」や「アンストッバブル」を手掛けたトニー・スコットがメガホンを取り、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジェリー・ブラッカイマーが製作を担当。 全世界で2億5064万ドルという大ヒットを記録したほか、KINE NOTEの平均評点は70点というまずまずの評価である。 「インデペンデンス・デイ」や「メイン・イン・ブラック」シリーズでおなじみのウィル・スミスが暗殺事件の証拠ビデオを偶然掴んだことによって命を狙われる弁護士を演じている。 他共演者には「俺達に明日はない」のジーン・ハックマン、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・ヴォイトなどらがいる。 この作品は国家安全保障曲の高官であるレイノルズが法案を可決させるために以前から反対していた議員を殺害するが、ディーンという弁護士がたまたま持っていることに気づき命を狙うという内容である。
エネミー・オブ・アメリカの評価
エネミー・オブ・アメリカの感想
普通に監視されている社会はすぐそこに
人気俳優ウィル・スミスが挑む社会派サスペンスです。この映画では盗聴やGPSは当然だという社会はすぐそこまで来ているし、人間はそれを受け入れざるを得ないという危険なメッセージを孕んでいます。この映画は1999年に公開されましたが、2013年の今、スマートフォンのアプリに自分の彼氏がいつどこで何をしているのかを探る恐ろしいアプリがあります。それまではスパイ映画の世界にしか盗聴や追跡が可能ではありませんでしたが、現在日本でも繁華街には高性能の防犯カメラが電柱に取り付けられています。一見すると街頭のようなので防犯カメラとは誰も気づきません。防犯カメラの性能が上がったことで検挙率は上がったものの、犯罪そのものをなくす社会ではなくなってしまった気がします。情報と監視の社会で人間が生きるのは、時代の流れで仕方がないものなのだろうかと考えずにはいられない作品です。
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