涙そうそうの評価
涙そうそうの感想
沖縄・兄妹
事前に持っていた勝手なイメージから、もっとサラッと観れる映画なのかと思っていましたが、思いの外重めでびっくりしました。長澤まさみ演じる妹・カオル。そして兄・洋太郎(妻夫木)。高校進学を機に本島の洋太郎の元にやってきたカオルですが、洋太郎には恵子という恋人が。それでいて洋太郎にとって大事な存在のカオル。それにしても洋太郎ですよ。夢を持っては切ないことになるわ、恋愛面でもアレなことになるわで、その立場が何とも苦しいものです。あんな可愛い妹がいるからいいじゃん、て感じもしますがそれはそれで苦しいですよね。この人の運命は本当に、映画でしか語れないんじゃないかとさえ思います。せつなくもありハラハラもして結果的に観終わるまで気持ちを途切れさせない作品だったと思います。世の中に沖縄を舞台にした作品は幾つもありますが、特にこの作品を気に入って沖縄大好きになった人が周りにいます。ちょっと納得。この感想を読む
タイトル負け
見終わった最初の感想は、想像通りというか普通というか。なんだか、次の展開や結末が分かりやすかった感じがあります。「死」の演出も、少し古いというかなんというか。長澤まさみさん、きっといい演技してくれますよ。。叫ぶ方法じゃなくても。キャスト、タイトル、主題歌が良すぎて期待値が高かったのかもしれません。鼻をつまむシーンは、もう少し大事に使って欲しかったです。使いすぎるのは良くない。映画の中で、突っ込みどころがあると、現実に戻ってしまうというかのめり込めず冷静になって鑑賞してしまうので、私には向いていない映画でした。ただ、沖縄の風景・方言は癒されました。にーにっていいですね。
長澤まさみさんで成り立っている映画
二人の関係性にドキドキして、かなりハラハラしながら見てしまった。兄弟とはいえ血の繋がりはないし、長い間離れて暮らしていた2人が突然一緒に暮らし始めて、兄が妹のことを「女性」として意識してしまっても仕方がない。けれど長澤まさみさんが余りにもセクシーだったこともあり、いつ兄妹愛に発展するのか?と、禁断の(血の繋がりはないから違うのかもしれないが)愛の心配をしてしまった。そのために純粋な兄妹愛としてはあまり楽しめなかった。それよりも妻夫木聡さんの恋人役、恵子が二人に嫉妬する気持ちの方に感情移入した。とはいえ、この映画の魅力は長澤まさみさんで成り立っていることは間違いがない事実。彼女のファンは必見の映画だと思う。
涙そうそうの登場キャラクター
新垣洋太郎
よみがな:あらがきようたろう ニックネーム:にーにー、洋ちゃん、洋太郎 性別:男 国籍:日本 住まい:沖縄県那覇市 性格:明るい、真面目、妹思い 特徴:泣きたくなったら鼻をつまむ 愛車:バイク 夢:自分の飲食店を持つこと アルバイト歴:市場、居酒屋、土木作業