軍事力を持って出てきた者は武力制圧しか考えないと言う事を、なぜ分からないんだ。
シーブック・アノー
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機動戦士ガンダムF91は、1991年3月に劇場公開されたガンダムシリーズのアニメ映画作品でキャッチコピーが「人は、いつ戦争を忘れることができるのか?」となっている。監督には数多くのガンダムシリーズを担当している富野由悠季が採用されている事で過去のシリーズを踏襲する演出を観る事が可能となっている。元々はTVシリーズとして放映予定となっていた作品であったが、ガンダム劇場公開10周年記念として映像を再編集して制作されたといった逸話がある作品でもある。また、家族の問題といったテーマを題材にした事や分かりやすいヒーローを主人公としたといった特徴のある作品となっている。 人類はスペースコロニーに移住した事により長い平和と引き換えに地球連邦政府内部が腐敗するといった状態に陥っていた。コスモ貴族主義を掲げたクロスボーンバンガードは、フロンティア4を襲撃する。主人公シーブック・アノーは友人達とフロンティアからの脱出を試みるもセシリー・フェアチャイルドが拉致された事でガンダムF91に搭乗し戦う事を決意する。
外観と武装について歴代ガンダムの中で、最も美しいフォルムのガンダムではないでしょうか。あくまで私の主観なのかもしれませんが(笑カッコ良く魅せる工夫が随所に隠れてる気がします。工夫ではないのかもしれませんが、ガンダムといえば合体・変形機構がこれまでのシリーズでは欠かせない要素だったと思います。まずは、初期ガンダムはコアファイターと上半身・下半身が合体します。そして、Zガンダムは、ウェブライダーという飛行・移動特化の形態に変形します。さらに、ZZガンダムは合体と変形の要素を兼ね備え、シリーズそれまでのガンダムでもっとも火力と機構に恵まれたガンダムといえるでしょうね。劇場版ガンダムでいえば、比較対象はν(ニュー)ガンダムでしょうか。確かに、ν(ニュー)ガンダムは変形・合体機構を備えていません。サイコフレームの技術を採用され、ニュータイプ専用の武装であるファンネルを搭載した、初のガンダムといえるでしょ...この感想を読む
本作品はガンダムの外伝的ストーリーになるのですが、シーブックアノーによる恋愛的ガンダムになります。コロニーを守るためにF91に搭乗したシーブックが大きな戦争に巻き込まれていくというインパクトがある展開が待っています。ここまでインパクトがある展開はガンダムでは初めてだと思います。そんな歴史的な純愛ガンダムストーリーが今始まります。ザビ家の皇女であるサラがシーブックと何とか一緒になりたいと思って行動するシーンは凄く見所があります。ここまで見所があると時間を忘れてみてしまいそうです。それくらい大人気の作品になっています。この作品なくして、ガンダムは語れないと思います。
私がガンダムシリーズにハマるきっかけとなった作品なので非常に印象に強く残っていますF91の主人公であるシーブックは他のガンダムシリーズの主人公と比べると良くも悪くもアクの少ない性格をしていて、かえってガンダムシリーズを初めてみた当時の私にはそれがよかったのでしょうしかしながらそのアクの少なさ故か一般的にF91の評価は高評価が多いものの、地味な印象を持つ人が少なくないようです確かに地味なのは否めないのですが、それでもラストのカロッゾとの戦いで見せた「質量のある残像」は初めてガンダムを見た私に強い印象を与えることとなりましたスーパーロボット大戦などのゲームにおいてもF91が参戦しているときには積極的にF91とシーブックを使うようにしています
シーブック・アノー
カロッゾ・ロナ(鉄仮面)の演説の場を後にしながらのシーブック・アノーの台詞。