どんな絶望の中にも、希望は生まれる。お前は光だ。哀しみすら糧として、道を照らせ。姫様と二人で…
マリーダ・クルス
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]は矢立肇、富野由悠季原作、古橋一浩監督、サンライズ制作で2010年3月12日から2014年6月6日までに全7巻がリリースされたOVA作品である。発売前に劇場公開されたのち、販売される形を取っていた。原案は「ガンダムエース」誌上で2007年2月号から2009年8月号まで連載された福井晴敏の小説である。 物語の主な舞台は初代ガンダムで描かれた一年戦争終結から16年後の宇宙世紀0096年で、中身が開示されれば地球連邦政府が崩壊するとまでいわれる機密を封じた「ラプラスの箱」を狙うネオ・ジオン軍と地球連邦軍の攻防と、箱を開ける鍵となる「ガンダムユニコーン」に乗り込むこととなったバナージ・リンクスの戦いを描いた作品である。ジオン公国ザビ家の遺児であるオードリー・バーンことミネバ・ラオ・ザビとの出会いやジオンの赤い彗星、シャア・アズナブルの再来と呼ばれるフル・フロンタルとの戦いによって成長していく様が描かれている。
外伝かと思えば、立派な作品の一つ最初は小説作品を書店で発見し、「あぁ、またガンダムの外伝作品が出るのか」といった程度の評価しかしていませんでした。しかし、それが映像化するということで「マジ!?」と衝撃を受けたものです。そして実際にアニメとなったUCを見てみれば、とても外伝作品とは思えないハイクオリティーな作品に仕上がっているではありませんか。作品自体はOVAのような扱いで7つに分けられているのですが、7つだからこその凝縮されたストーリーと、それでいてストーリー展開の整合性がきちんと確保されているための違和感のなさと見やすさが特徴です。ガンダム作品らしい、生の人間らしい感情をむきだしにしたキャラ同士の掛け合いも魅力的で、ついつい魅入ってしまいます。そんな中でも主人公の成長と、最初から最後までの人格的な一貫性が貫き通されているところは、キャラづくりとストーリー構成をきちんと行っている作品であること...この感想を読む
福井晴敏氏による小説、「ガンダムUC」をアニメ化した作品である。氏の深いストーリー性を持つ物語の大勢に大きな変化はないが、やはり小説版と比べると心理描写など細かな部分で差異がみられる。しかしその差異によって劣化しているというわけではなく、また映像的なクオリティも高いために歴代ガンダム作品と比べても遜色がないほどの出来である。そして本作における最大のポイントである、ヒロインのオードリー=バーン。なんと彼女の正体はあのミネバ=ラオ=ザビであり、従来のガンダムファンとしては気にならないわけがない。他にも旧作シリーズを知っているガンダムファンならばニヤリとするような内容ばかりで、ガンダムファンを自称するならば見ておかなければならない、といえるほどの作品である。
最新のガンダムはガンダムAGEですが、その話と平行で進んでいたアニメがあります。それはガンダムユニコーンです。この巻はバナージと呼ばれる少年とユニコーンガンダムの出会いから始まるのですが、それがやがて壮大な戦争へと導かれていきます。見所はユニコーンに搭載されているデストロイモードです。このモードに移行することにより本当のガンダムの姿を現します。ガンダムが変形を遂げるのは今までではあまりなく、そのモードが人気を呼んでいます。話の舞台はかなり昔に戻るのですが、グラフィック自体は今出しても恥ずかしくないくらい綺麗です。Zガンダムに近いグラフィックでさらにこれから魅力あるストーリーを展開してくれます。
よみがな:まりーだ・くるす 年齢(作品時):18歳 性別:女 所属:ネオ・ジオン軍 好きな食べ物:アイスクリーム 階級:中尉 声:甲斐田裕子 コードネーム:プルトゥエルブ 髪の色:栗色 名前のスペル:MARIDA CRUZ 目の色:蒼
よみがな:りでぃ・まーせなす 年齢(作品時):23歳 性別:男 所属:地球連邦軍 階級:少尉 声:浪川大輔 名前のスペル:RIDDHE MARCENAS 父の名前:ローナン・マーセナス 搭乗MS:リゼル⇒デルタプラス⇒バンシィ 母艦:ネェル・アーガマ⇒ラー・カイラム⇒ゼネラル・レビル 先祖の名前:リカルド・マーセナス
よみがな:ばなーじ・りんくす 年齢(作品時):16歳 性別:男 住まい:インダストリアル7 所属:アナハイム・エレクトロニクス工業専門学校 声:内山昂輝 アルバイト先:ブッホ・ジャンク社 名前のスペル:BANAGHER LINKS 父の名前:カーディアス・ビスト 母の名前:アンナ・リンクス 騎乗MS:ユニコーンガンダム
マリーダ・クルス
覚醒したユニコーンでバナージは死んだはずのマリーダを見る。そのときマリーダがバナージに言った言葉。
マリーダ・クルス
マリーダを撃ってしまったリディ。肉体を失ったマリーダは思念でリディにこう語りかけた。
リディ・マーセナス
マリーダを手にかけた際、彼女の心に触れることができたリディ。その経験を持って人々が分かり合えること、その可能性があることを実感する。そして自分が箱の秘密を守ろうとしていった中で、多くの人の信頼を失っていたことに気づいた