あゆまゆ劇場のあらすじ・作品解説
あゆまゆ劇場とはTVアニメ『君が望む永遠』、OVA『アカメマニアックス』で放送された予告コーナーであり、後に単独作品として2006年9月から2007年1月までwebアニメとして放送された(全4話)。 TVアニメ『君が望む永遠』のキャラクターである大空寺あゆと玉野まゆがファミレス『すかいてんぷる』にて、繰り広げるコミカルなギャグアニメでおり、『君が望む永遠』の内容がドロドロとした三角関係を描いており、シリアスな話であるのと対照的な内容となっている。 また、登場キャラクターとして『君が望む永遠』、『アカメマニアックス』のキャラクターだけではなく、その実質的な続編である『マブラブ』、『マブラブアルタネイティヴ』、『大空寺危機一髪!』のキャラクターがSDとして多数出演している。また、『マブラブ』シリーズに登場する戦術機と呼ばれるロボットも登場しており、本編の設定を生かしている。 2007年2月にはDVDが発売されており、放送時の5話に加え、3話+スペシャルエピソードが追加されている。
あゆまゆ劇場の評価
あゆまゆ劇場の感想
元ネタ知らなくても楽しめる映像
冒頭部分から「あゆまゆ劇場」というアニメ作品が制作開始される部分から、物語が始まっていきます。制作開始という部分から、アニメが始まるのは斬新なアイデアだと思いました。本編である「君の望む永遠」というアニメ作品では、脇役に過ぎなかった大空寺あゆと玉野まゆの二人が主人公となり、物語が展開していくショートギャグアニメです。この主人公の二人が、本編では脇役であったのだろう、と推測してしまえば、それだけで「君の望む永遠」を観ていなくても、「あゆまゆ劇場」を楽しむことができます。そういった面では、アニメ自体の作り込み、脚本が優秀であることが伺えます。もちろん、「君の望む永遠」を観ていれば、もっと「あゆまゆ劇場」の魅力を楽しめたでしょう。主人公、天王寺あゆと玉野まゆは、本編で自分たちにスポットが当たらないことを妬ましく思っていたようです。そして、それは自分たちにおいても、スポットを浴びたいという願望...この感想を読む