青の6号のあらすじ・作品解説
青の6号は週刊少年サンデーに1967年1月8日号から11月5日号にかけて連載された小沢さとるによる漫画を原作としたアニメである。アニメーション制作はGONZO、監督は前田真宏で、1998年10月25日から2000年3月25日にかけて全4話のOVAとしてリリースされた。世界で初めてフルデジタルアニメとして作られたOVAでもある。エンディングテーマにはYUKARIEが歌う「みなそこに眠れ」が使われた。 人口増加によって環境が悪化し、人類が海に新たな世界を築こうとしているという設定の近未来の地球が舞台である。天才科学者ユング・ゾーンダイクがミュータントによって構成されるテロ組織で人類を滅ぼそうとし、主人公の速水鉄らが潜水艦「青の6号」でそれに立ち向かうというストーリーが描かれた。メカニックの描写に3DCGが多く使われているのも特徴である。 2000年にはプレイステーション用とセガサターン用のゲームソフトも発売された。
青の6号の評価
青の6号の感想
戦争や環境問題への風刺なのか!?
原作マンガとは別モノ元々、原作マンガが存在したらしいです。しかし、物語や展開、登場人物に至るまで、全くの別モノのようです。原作マンガは国家間の戦争という意味合いが強く、作品自体のメッセージ性においても、違ったものになっているのかもしれません。しかし、共通した設定や登場人物はあり、OVA制作に向けて新しくストーリー作り直した、ということなのだと思います。OVAパッケージには、登場人物である紀之 真弓を全面に押し出したものになっていますが、彼女自身もOVAオリジナルキャラクターのようです。物語や作品の根幹となる主人公が、原作マンガとは違いますので、本当に別モノとして考えた方が良いのかもしれません。私自身、原作マンガを読んでからOVAを視聴したのではないので、特に問題に感じませんでした。しかし、原作マンガ好きの方からすれば、期待を裏切る内容だったのではないでしょうか。一般的にはOVAオリジナル...この感想を読む