げんしけん2のあらすじ・作品解説
げんしけん2とは、月刊アフタヌーンにて掲載された木尾士目の漫画『げんしけん』を原作として2004年に放送されたテレビアニメ『げんしけん』のアニメ第2期の事である。2007年10月から2007年12月にかけて独立UHF局やテレビ東京系列にて放送された。アニメーション制作はアームスであり、監督はよしもときんじである。 主人公的存在である大学生笹原完士が半休止状態だった大学のサークル「現代視覚文化研究会」、通称「現視研」に参加し、そのサークルが次第に活気を取り戻していくというオタクの日常を描いたコメディ作品だが、次第に心理描写や人間模様がよりリアルに描かれるようになり、ラブコメディ作品にシフトしていった。『げんしけん2』では、そんな恋愛模様に焦点が当てられている。 リアルなオタクの日常を描くという作品の性質上パロディが多く、オープニング映像も全編にわたり『ガンダムシリーズ』や『機甲戦記ドラグナー』などをパロディ化したものとなっている。
げんしけん2の評価
げんしけん2の感想
第二期から物語内容が大きく変化
主人公の成長第一期から、引き続き同じ要素として描かれているのが、主人公、笹原の成長という部分に感じました。サークル会長に就任して、目標を具体的なところに設定したのは、大きな成長要素になったのではないでしょうか。まずは、同人誌の作成では、サークル仲間たちとの衝突が描かれており、感情のぶつけあうことで、絆が強くなりました。また、これまで穏便に喧嘩することを避けていた主人公の大きな変化だったように思います。ミッションを達成する為、人との摩擦を恐れず進んでいく笹原の姿は、成長以外のなにものでもありません。そして、コミフェスでは同人誌を完売させる、という目的意識が高かったように思います。ここでは、チームワークがとても強調されていたのではないでしょうか。笹原も会長として、リーダーシップを発揮するかたちにならなかったことが彼らしいです。サークル仲間のアイデアを積極的に取り入れながら、助けられるかたち...この感想を読む
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