勝手な願望の押しつけかもしれないけど・・・・・・しょせん僕らの願望なんて 全てが押しつけだ
波戸賢二郎
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げんしけん 二代目とは、講談社、月刊アフタヌーンに2010年から連載されている木尾士目の描く日本の漫画。2002年から2006年の間連載されていたげんしけんの続編で、コミックスの10巻からが二代目の1巻に当たる。2013年7月から9月にかけて、TOKYO-MX、テレ玉、チバテレビ、毎日放送、テレビ愛知などでアニメ化された。 大学サークルの「げんしけん」とは「現代視覚文化研究会」の通称であり、漫画、アニメ、ゲーム、フィギュア、コスプレ、同人誌などオタク文化を対象にしたサークル。新勧期を迎えた新会長・荻上は、過去の反省を踏まえ新入生の獲得を目指す。コスプレ好きの大野、留学してきたスザンナ、トラブル要員・朽木。そして新たに加入した新入生の吉武、矢島はいわゆる「腐女子」、栗色で清楚な美人・波戸は実は「男の娘」と個性的なメンバーを加えて活動がスタートする。コミケ、合宿などサークル活動をコミカルに描いた作品。
「げんしじん」はアフタヌーンKCから発売されている木尾 士目先生のマンガです。今回も腐女子新メンバーたちを中心に書かれています。でもやっぱり、男の娘の波戸が一番目立ってました。彼が主人公かと思うくらいの存在でしたね。アンジェラが斑目にアプローチをかけはじめたことがはじまり・・・アンジェラは本気だし、斑目は困ってるしで大変。で、それをみていた波戸が斑目を助けようとする・・・という内容でした。今回は波戸視点で沢山楽しませてくれていてとても面白かったです。でもやっぱり一番おもしろいのは斑目かな。彼なしでげんしじんは語れないというかんじですね。
あのげんしけんが装いも新たに帰ってきました!アニメ化もしました!!話は9巻からの続きで、新会長となった荻上が笹原らが卒業してしまったために部員が減ってしまったげんしけんを再興させるためにどうにか新会員を募ろうと頑張ります。しかし入ってきた新部員は3人いるものの、全員腐女子。いや、一人腐男子も混ざっていてげんしけんのカオスっぷりにさらなる拍車がかかりました。しかして二代目の主人公はいったい誰なのか。前作は笹原だったわけですが、今回は…普通に考えれば波戸くんなのかもしれませんが、前作も主人公は目立たなかったことを考えると荻上さんの可能性も否めません。あるいはやはりげんしけんの人気と受けを一手に集めているマゾラメさんか…。とにかく一つ言えるのは二代目になってもげんしけんは面白いということですね。
波戸賢二郎
恋を諦めている斑目に対して波戸がもう少し頑張ってほしいと思い、アンジェラの斑目へのアピールを止めるシーン
斑目晴信
一度振ったスージーに対してオタクとして「一番萌えた」相手であるスージーと付き合おうと告白するシーン