ちいさなおじさんのあらすじ・作品解説
ちいさなおじさんは、あさののいが描いた日記風漫画をアニメ化した作品で、シュールな味わいのほのぼのとしたコメディである。アニメの監督、構成、音楽、撮影監督なども、原作者のあさののいが手がけている。 地味に生きる美大生の「わたし」が、雨の日にポツンと佇む「小さなおじさん」を拾い、家に連れ帰ったことからストーリーが始まる。 柔らかなタッチの鉛筆画のアニメで、「わたし」と「小さなおじさん」との絶妙な日常のひとコマを切り取った作風で、1話30秒と短い。 「小さなおじさん」は身長はおよそ6.8cmで、バーコード頭のサラリーマン風のおやじであるが、「わたし」の家でお椀のお風呂に入ったりと小人ライフを満喫している。 声の出演は、「小さなおじさん」役がチョー、「わたし」役が古木のぞみ、「わたし」の彼氏のイサム君役は三輪隆弘、小さなおじさんが思いを寄せる美女「ゆきちん」役は佐藤奏美が行った。 2014年に30話入りのDVDが発売された。
ちいさなおじさんの評価
ちいさなおじさんの感想
都市伝説って怖い印象が強いですが…
表記について「ちいさいおじさん」アニメ本編に登場するキャラクターを指します。「ちいさなおじさん」アニメ作品そのものを指します。文章に2つの似た表記をしていますが、区別していますので予めご了承ください。ほのぼのさせる都市伝説一般的な都市伝説になってきた「ちいさいおじさん」を題材にアニメ化されたものです。しかし、ほのぼのさせる都市伝説というのも、改めて考えてみると、不思議な存在のように思えます。インターネットで「都市伝説」を検索すると、怖いものに偏っているのは間違いないことは明らかです。捉えようによっては、「ちいさいおじさん」も怖いものに分類できるのかもしれません。ただ、アニメ作品の仕上がりとしては、可愛い印象を打ち出しており、笑える要素を中心に扱われています。この「ちいさなおじさん」というアニメ作品を観て、怖いというイメージをもつ方は極僅かではないでしょうか。また、アニメ作品の仕上がりは...この感想を読む