あなた見たことある?飢えて死んでいく子供達の、この上もなく澄んだ瞳を。
テレサ・ウォン
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
「地球少女アルジュナ」は2001年1月から同年3月までテレビ東京系列で放送された、河森正治原作、監督によるアニメーション作品である。この作品は「地球と人との関わり」をテーマの一つにしていて、遺伝子汚染、放射性廃棄物、原子力発電所、異常気象、土壌汚染、海洋投棄など様々な環境問題を取り上げている。そのため自然保護団体がこの作品の上映会を開催したこともあった。また、文化庁メディア芸術祭では平成13年度に審査委員会推薦作品賞も受賞している。 この物語の主人公はごく普通の女子高生の有吉樹奈。その他の登場人物としては、樹奈のボーイフレンドの大島時夫、樹奈の同級生の白河さゆり、TI能力者少年のクリス・ホーケンなどがあげられる。 事故により瀕死の重症に陥った樹奈は、生と死の狭間で死にかけた地球の未来の姿をみてしまう。そして目の前に現れたクリスにより、命を助ける代わりに謎の存在ラージャと戦う運命を背負わされてしまう。樹奈の行く手に広がるものはどういうものなのかというストーリーである。
魔法少女なのか!?冒頭では、主人公のジュナが一度、死んでしまってから天の声と約束するかたちで蘇えります。そして、魔法少女のような格好になるので、敵と戦って地球と平和を守るアニメ作品なのか、と想像させます。しかし、内容は全然違った中身になっており、良い意味で裏切られたアニメ作品です。ただ、ジュナの変身した格好は、確実に魔法少女を意識している部分はあったと思います。そして、予想の斜め上をいく展開は、制作スタッフの意図的な狙いだったのでしょう。ただの魔法少女の話であれば、とてもつまらない物語になっていたように思うのです。「魔法使いサリー」や、「魔女っ子メグ」のような女の子向けアニメ作品もさっぱり姿を消してしまったので、それはそれで良かったのかもしれません。しかし、そう思わせておいて、全然違う方向にいくというフェイントは、アイデアとして面白かったです。振り返って考えてみると、魔法少女といえば、...この感想を読む
よみがな:おおしまときお 性別:男性 国籍:日本 性格:お調子者 特徴:関西弁(神戸弁)が少し変 価値観:樹奈への気持ちは本物 癖:空気が読めない 好きな食べ物:アイスとメリケンバーガー 物語上での目的:過酷な戦いへ向かう樹奈の心の支えとなる 両親:離婚
よみがな:ありよしじゅな 性別:女性 国籍:日本 住まい:ポートアイランドにあるマンションの11階 所属:弓道部 特徴:普通の女子高生 価値観:自身の蘇生と引き換えに地球の未来を託されたはいいが、初めはどうしたらいいかわからず戸惑う 物語上での目的:クリスの真意を学ぶ 能力:TI能力者 両親:離婚
テレサ・ウォン
先進国の人間が贅沢を少し我慢すれば世界の飢饉は解決すると言ったテレサに、そんな事をできるわけがないと言った人に返した台詞。