待ち合わせに遅れてきた人がいたら 走って迎えに行くのがあなたでしょ?
芳山和子
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時をかける少女は、2006年7月15日に角川映画から公開された、細田守監督のSFアニメ映画である。原作は筒井康隆による小説だが、このアニメは原作から20年後の世代を舞台とした続編になっていて、原作での主人公が今作の主人公の叔母として登場している。 主人公・紺野真琴は、踏切事故に遭ったことをきっかけに、過去に遡って今をやり直すことができる「タイムリープ」の能力を手に入れる。テストの答案を事前に見たり、遅刻していた日を回避するなど、躊躇なくその能力を自由奔放に使っていく内に、仲良しグループの幼馴染で医者を目指す「津田功介」と、真琴に思いを寄せている「間宮千昭」との関係が少しずつ変化していく物語。 この作品は、インターネットなどの口コミ効果により、当初予定されていた上映館21館から最終的に100館以上で上映され、2007年4月のDVDが発売される9か月に渡り公開されていた人気作品。また、国内外での映画・アニメ賞などを23冠受賞しており、国外からも人気を集めている。
夏。タイムリープできるようになった優柔不断で適当な女の子と未来からきた男の子の話。筒井康隆の小説、実写になっている映画をアニメにリメイクしたものという名目だけどぜんぜんちがうものとして見ても問題ない。設定も、タイムリープするというところ以外はほとんどちがう。まことの言動になんとなくいらいらしてしまう。なぜ先のことを考えたり現状を分析したりしないのか。夏の雰囲気がよくでていて、冬にみると夏が恋しくなるような映画。こんな、あまずっぱい青春がおくりたかった、と思わざるをえない。最後にはまことも一回り成長するというのがいい。一生わすれられない夏だろう。
この作品は結構、見た方が多いのではないでしょうか?私の知る限りでは結構な回数でTVで放送されていたような気がします。非常に夏に合う作品ですよね。監督はアニメ監督としてかなり有名な細田守監督。そしてキャラクターデザインはエヴァンゲリオンなどで有名な貞本義行さん。他にも様々な有名な方が関わっておりかなり豪華な布陣で作られた作品です。題名の通り時をかける行為(タイムリープ)があったりしてSF要素も入ってますが基本は青春ものですね。学生時代特有な感じの若くて色々不器用な感じの恋愛模様が描写されています。こんなような青春時代をおくれてたらなーとか見る度に今でも考えてしまいます(笑)名作です
サマーウォーズと同じ細田守氏が監督を務めています。柔らかなタッチで描かれたキャラの表情の豊かさ、動きの作画が個人的にすごく好きです。真琴、千昭、功介の3人の仲が青春って感じでうらやましいです。それが真琴がタイムリープの力を得ることで少しずつ変化していき・・・真琴がタイムリープを当初無駄に使っていて苦笑いものでした。その後、必死により良い未来を作るために奮闘する姿、絶望からの希望、希望からの絶望、展開と流れが素晴らしい作品でした。ラストシーンの千昭の名台詞もきれいに決まってます。主題歌の奥華子さんのガーネットの甘く切ない歌声が作品をきれいに締めてくれます。
芳山和子
和子と真琴の性格を対比し、真琴の性格を表した言葉