どっちを選んでもいいが、分からないときは、自分がやるべきほうを選んでおくんだ。同じ後悔をするなら、軽いほうがいいだろ。
楽俊
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十二国記は、NHKBS2の衛星アニメ劇場枠内で2002年4月9日から2003年8月30日にかけて放送された、小野不由美原作の古代中国風異世界ファンタジー。製作はぴえろ、監督は小林常夫、脚本は會川昇が担当している。 親や学校、周りの現実に多少の息苦しさを感じながらも平穏な生活を送っていた女子高生、中嶋陽子は何者かに追われる不気味な夢を見るようになる。ただの夢と思っていた陽子だったが、突然学校に「ケイキ」と名乗る金髪の青年が現れ、陽子を「主」として、ひざまずき盟約をうながす。何も分からないまま「ケイキ」の「主」となった陽子は、月の影の向こうにある世界「十二国」に導かれ、過酷な運命と向き合うこととなる。緻密に構築された世界観をもつ王と麒麟が統べる十二の国、その世界に生きる魅力的な人々が織りなす壮大な物語。原作文庫本の売り上げは累計750万部以上、世代を越えた多くの人々を魅了している。ドラマCD、PS2で2本ゲームも発売されている。このアニメは日本だけでなく、韓国、中国、アメリカでも放送された。
類を見ない独特なファンタジー作品でストーリー設定が秀逸この作品の第1の素晴らしいポイントは、他の作品に類を見ない独特な設定とストーリーである。この作品は、良くある異世界に突然飛ばされ、使命を受け目的に向かって行動する。という大きいところは同じであるが、鑑賞していくと類を見ない独特な設定で引きこまれてしまう。この世界の舞台は、古代中国のような雰囲気である。そこに12の国があり、12人の王が神獣麒麟に天意に従って選ばれた王によって統治されている。王は正しく統治することで、王をはじめ主要な官は不老長寿となる。そして、王が国の統治を誤れば神獣麒麟が病を犯し王が死に、新しい麒麟が生まれ、新しく王が選ばれる。当時この世界感を知った時、なんと理想郷のような設定なのかと思わず唸ってしまった。今までこのような設定はないし、正しい王が国を納めれば生涯国が続く、また王が正しく国を導くことができなければ天(神...この感想を読む
偶然テレビで総集編を見て、どうしても気になって1話から見たアニメです。普通の女子高生が、ある日突然異世界に飛ばされて…という、いかにもラノベな展開なのですが、中華風ファンタジーというか、あtの独特の世界観に一発でハマってしまいました。キャラクターが成長してくのが素敵なんですよね。説教臭いと言われることもある十二国記ですが、私は考えされられることが多く、かなり影響を受けました。十二国記で一番好きなキャラクターは楽俊です。ネズミとの半獣なのですが、もふもふしてて可愛い!私もモフりたいです。人間もできてるし。あんな旦那さんがほしいですね。名前を覚えるのが少し大変ですが、本当に面白くて大好きな作品です。
十二国記シリーズの映像化作品。中華風の世界設定と音楽がうまくマッチしていて、原作の持つ雰囲気を上手に再現している。キャラクターの細かい心理描写も素晴らしい・・・のだが、原作ファンとしては残念なのがストーリー。小説には登場しないキャラクター、杉本と浅野の存在は正直不要だったと思う。この物語で陽子が様々な困難を乗り越え、王に至るまでの決意を下す強さを身につけることができたのは、異世界にたった一人で連れてこられ、放り出されたことが大きい。この2人がいてもいなくても、陽子は成長することができたと思うので、ただ物語をひっかきまわしただけの邪魔な存在にしか見えなかった。でも、陽子が人間的に大きくなっていくところを映像でみられたのはよかった。
よみがな:らくしゅん 年齢(作品時):22歳 性別:男 住まい:巧国内陸部の淳州安陽県鹿北の人里離れた場所 性格:いたって温厚、飄々としており達観した視野と強い意志を持つ 特徴:半獣。人の姿に慣れないので、ネズミの姿でいる方が多い 癖:嘘をつくと鬚と尻尾が正直に動く 家族:母親と二人暮らし 声:鈴村健一 ...
よみがな:ろくた 年齢(作品時):外見年齢14歳くらい 性別:男 所属:雁国麒麟 性格:行動力があり好奇心旺盛、意外と常識人でもある 特徴:二つの世界を行き来することができる 声:山口勝平、幼少期は石津彩 出生:室町時代に京都の貧家の末っ子として生まれ育った(後に使令の沃飛に助けられる) 字(あざな):馬鹿(...
楽俊
友人である主人公の中嶋陽子が、元居た世界に帰るか"慶"に残り女王として生きるのか、究極の選択を迫られた時にしたアドバイス。
采王
異世界に流された少女、大木鈴は、言葉の違いから逃げるため、仙人の主に仕えさせてもらう。しかし、ひどい仕打ちに耐え兼ね、王宮に直訴した鈴は、もっと見聞を広めるよう王から諭される。
楽俊
陽子が"十二国記"の世界では神に願い事をしないのか、と聞いたときの回答。