死んだ者が望むのは敵討ちではなく、生きている者の幸福でござる
緋村剣心
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るろうに剣心明治剣客浪漫譚は週刊少年ジャンプに連載された作品をアニメ化した作品である。1996年から1998年にかけてテレビアニメがフジテレビ系列で放映された。 物語の主人公は緋村剣心でかつて幕末の世に人斬り抜刀斎として恐れられた伝説の剣客である。明治維新後は「不殺」の誓いを立て、流浪人として各地を彷徨う生活を送っていた。その最中で、物語のヒロインである神谷薫と出会い、彼女の実家である道場に居座ることとなる。 その道場で相良佐之助や弥彦などと出会い、仲間となり、立ちはだかる敵にともに立ち向かっていくというストーリーとなっている。 アニメ版はおいては原作に忠実に描かれており、彼らとの出会いが序盤に描かれ、中盤は原作でも人気の高かった志々雄真実との死闘を描いた京都編がメインに描かれている。なお、このアニメに派生する形で原作で志々雄編以降に描かれた雪代縁編がOVA化され、一部オリジナルストーリーなどもアニメ化されている。また、2012年には実写映画化もされるなど時代を超えて愛される作品である。
少年誌ジャンプに掲載されてる漫画が原作なので、本当に途中までは少年誌の王道をいくような爽快チャンバラアクション!特に志々雄真実 編の出来栄えは聖闘士星矢の十二支宮編や幽遊白書の暗黒武術大会に展開が近く、少年たちが熱くなりましたね。ただそれらと比較して、一戦一戦テーマがしっかり存在していたことが特徴といえるでしょうか。安慈和尚と左之助戦では、腐った連中や世の中の虐げられている弱者に対して、そして大切な存在を失ったことへの喪失感がテーマだったと思います。次に宇水と斉藤戦では、悪対悪、超人的身体能力と洞察力による心眼対決でした。守るプライドと貫く想いがテーマだったように思います。蒼紫と剣心戦では、己の弱さを認めることと乗り越えようとする意思、そして未来を託された蒼紫に、死んでしまった御庭番衆たちは何を望んでいるのか。宗次郎と剣心戦では、弱ければ死に、強い者だけが残る弱肉強食とうものへの警笛かな...この感想を読む
るろうに剣心と言えば今の二十代三十代は少なからず影響を受けたものでありましょう。多少のオリジナル要素はあったものの、基本的には原作を忠実に再現したこのTVアニメ版は幅広い層に支持されました。一方で、TVアニメ版の人気の理由は内容の面白さだけでなくオープニングやエンディングで使われた名曲の数々によるものでもありました。ジュディマリの「そばかす」に始まりT.M.Revolutionやシャムシェイドに、川本真琴など90年代を代表するアーティストの名曲の数々が使われていたのです。るろうに剣心と各アーティストはそれぞれ単独でも名作品であり、名アーティストたちですがお互いがお互いを相乗効果により高めていたことも間違いない、というわけなのです。
このシリーズの最初の内容は「剣心」の登場から始まるのです。剣心の登場は「人切り抜刀斎」の汚名をきせられる所から始まるのです。剣心と薫の初対面に関してはなかなか愉快な感じにも思うような感覚にも思うのです。ですが、この話の流れにはかつての門下生でもある「比留間」の陰謀で神谷活心流を貶めようとするのです。薫は一度は誤解しかけたのですが、真犯人を見つけて挑むのです。返り討ちされるのですが、剣心の活躍で事を納める事が出来るのです。次の話では、弥彦が登場するのですが、最初はなかなか嫌味な感じにも思うのです。しかし、心の底は熱いものがあるのではないかとも思います。
よみがな:ひむらけんしん ニックネーム:人斬り抜刀斎 生年月日:1849年6月20日 年齢(作品時):28歳 血液型:AB型 身長:158cm 体重:48kg 星座:双子座 性別:男 特技:口八丁 嫌いな食べ物:薫の料理
よみがな:ひこせいじゅうろう 生年月日:1836年(天保7年)10月生まれ 年齢(作品時):43歳 血液型:O型 身長:189cm 体重:87kg 性格:自信家、陰険、ぶっきらぼう、ナルシスト 特徴:緋村剣心の師匠。剣の技量は剣心のそれを遥かに凌駕する。加えて恵まれた体躯と凄まじい筋肉量を誇り、すべての面で剣心を上回る戦...
よみがな:ししおまこと 生年月日:1848年(嘉永元年)8月 血液型:O型 身長:170㎝ 星座:獅子座 性別:男 趣味:湯治 嫌いなもの:弱者 出身地:京都府 流派:我流 好きな言葉:弱肉強食
緋村剣心
自分の家族を志々雄一派に殺され、仇討ちとして敵の一人を殺そうとした少年に向かって、剣心が言った言葉。
比古清十郎
大きな成功を成し遂げたとき(人を殺めることで世のためとされていた時代)、それでも酒をおいしいと感じなかった。昔に自分の師匠が言っていたことを回想するシーン。
雪代巴
最終決戦の際、倒れ、諦めてしまいそうな主人公にかけられる、過去に自分のせいで死んでしまった愛する人からの言葉。