女性の本音が詰まった漫画
女の本音、世代関係なく共感できることが多い!
タラレバ娘三人が居酒屋でギャーギャーと文句を言いながら吞み明かす!
三人とも全く違う仕事をしているけれど、言うことは同じ。
20歳に入ってから、友人もみんな就活が終わった頃なんとなく寂しい気持ちがしたけれど
タラレバ娘みたいに集まっては同じことでギャーギャー騒いでもう五年近く経ちますが
この主人公3人も学生時代から仲が良くて、最初の方はおしゃれなバーやカフェで集まっていて
その後どんどん居酒屋、小料理屋、頼むおつまみもアヒージョのようなおしゃれなおつまみではなく
エイヒレなどの渋いおつまみに。全く同じ経過をたどっていて、私たちだけじゃなかったんだ笑
と、面白くて30代女性の話なのに年下の私でも、わかるわかる!と言いたくなりました。
気づいたら「タラレバ」ばっかり言っていた
この漫画のメインである、「あの時あれをしてたら、こうしてれば」を意外と自分も言ってることに気づかされました。そこからのタラレバ。東村アキコさんは本当に面白いキーワードを出してくる作者さんだなと感動しました。
友人と集まると、昔の彼氏の話を出して「こうしてたら別れなかったかな」「あーしてれば、良かったのかな」なんて、もうどうにも出来ないことをワイワイと話すたびに「また自分もタラレバ言ってるね」と合言葉みたいになり、今では漫画の名言といってもいい「第4出動!!」とラインで送りあっているほど25〜30代女性には影響力が大きいです。
最終的には、タラレバ言ってるのが楽しい!やめられない!
男性には、またタラレバ言ってる...なんて思われるけど、やっぱり女性はいくつになっても
いろんなことを話して、スッキリさせる。ストレス発散でタラレバ言いながらも
実際には少しずつ前に進んでるのかな?と最近思うように。
だんだん主人公に年齢が近づいてきて、いろんなことを思わせてくれます。
実際三人とも不倫をやめ、浮気をやめ、傷を舐め合って付き合うのをやめ
自然と前に向かっていってるのもなんだか力づけられました。
主人公がどんな風に変わって話が終わるのかと思い、ドキドキしてましたが
「私は変わらない!楽しいの!」と強くモデルKeyに言った時
よかったーー!とスッキリしました。強い女性、自由な女性、夢を持っていたい女性
全員を肯定してくれた気分にしてくれました。
女性向けの漫画だけども、女性は共感してる人がすっごく多く
男性目線からは、「こんなこと話してたりするの?」と興味を持つみたいです!
この漫画のおかげで、昔のことをタラレバ言えるっていうのは
ある意味、その時よりも前に進んでいるんだなと思わせてくれた漫画です。
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