悲しいけど世の中には、人を見た目で判断する奴がいっぱいいるんだ。もちろん敵もそういう奴らだ。だから・・・鎧を身に纏え!!
鯉淵蔵之介
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海月姫は2008年からKISS(講談社)連載されている東村アキコ原作の日本の漫画。単行本は14巻まで発行されている。2010年10月から12月までテレビアニメ化され、2014年には能内玲奈主演で映画化もされた。 クラゲおたくの三つ編み、すっぴん、上下スエットのお洒落に縁がない地味な18歳倉下月海はイラストレターを目指して上京。インターネットのコミュニティサイトで知り合った友達に勧められ男子禁制オタク女子が住む昭和レトロな外観の「天水館」に入居した。ある日、月海は行きつけのペットショップで女装が趣味の政治家の息子蔵之介と出会いお洒落を覚えていく。月海を中心とした天水館の住人達と女装男子が繰り広げる恋と友情を描いたコメディ。 この作品は第34回講談社漫画賞少女部門、このマンガがすごい2011年オンナ編第三位をそれぞれ受賞し話題となった。 また2014年4月時点でのコミック発行累計部数は270万部に達し驚異的な人気となっている。
海月好きから言うとどの海月も非常に綺麗に、海月の美しさをとにかく表現出来ていて、とてつもなく嬉しかったです。「海月」が付いてる漫画だから、思わず手に取ったんですが、作者の東村アキコさん自身も海月好き時代があった事を知り、納得・共感しました。私も学生時代は、海月ばかり書きなぐってたからです・・・月海の気持ちがわかる!是非、登場した海月を画像検索して、いかに特徴をとらえて海月が描かれているか、見てほしいです。そしてどんな色をしてるのか、魅了されてほしいです。尼~ずの定義が曖昧で初めはちょっと嫌だった。「尼~ず」と「腐女子」の定義が似てるようで、でも住んでる人たちは腐女子ではない。このポイントだけが読み始める時きになってしまいました。読み進めるうちに、「自分の趣味のみで生きる、男に養ってもらう・媚びる必要がない人種」で納得させました。ファッションと海月ただのオタクな女の子たちと、女装男の子が...この感想を読む
あのワクワク感よ もう一度キャラ設定の面白さ、腐女人間(もう"子"と自称できない)目線からのアルアル感のすごさといったら、たまりませんでした。ばんばさん、あなたは私。 どーしてそこまでかつての私とおんなじルックスなの!?まぁや 気持ちわかるわ、私のマブダチも不審すぎる超ロング前髪(しかも右片方のみ)で、自信のない目を隠していたわ。そこへ現れた蔵之介のまばゆさ、暗い海底にきらめく乙姫様。物語がスタートしたころのスピード感と各キャラの応酬は、読者の心をつかんで離さなかった。私はこの作品で初めて東村アキ子を知ったけれど、若いマンガ家からは得られない、かつての漫画に合った「間」がこの作品にはある。なんてマンガ好きな作家なんだろう。。。もしや歳も自分と同じくらいなのかと思いきや、さすがに10歳若くてかえって驚いたけどね。それなのに、ああ途中でいろいろ始めてしまったからか、急失速。このまま尻すぼみにな...この感想を読む
1巻のラストで蔵之介の兄の修に惹かれた月海が完全恋モードになってしまいます。私は蔵之介のほうがすきなんですが、月海は、修ラブみたいです。この恋はいったいどうなってしまうんでしょうか?楽しみです。でも、修が地上げ屋の女に迫られるわ月海は2人を見て勘違いしてしまうわ、大変なことに。地上げ屋がきて、天水館という建物の存続がピンチになってきている模様。なんとか天水館をまもってほしいです。かと思ってたら、蔵之介が月海のことを好きになってしまう!!なんだそりゃー!!でも、今後かなり面白くなりそう。尼~ず、月海の敵みんなで地上げ屋の女を倒せー!!
よみがな:こいぶちくらのすけ 性別:男性 国籍:日本 住まい:天水館 ポリシー:トランスベスタイト 特徴:自他共に認める美少年 価値観:政治家にだけはなりたくない 物語上での目的:ファッション業界への夢を叶え、同時にその利益で取り壊しの危機にさらされている天水館を買い取ろうと考えている 夢:ファッション...
よみがな:いなりしょうこ ニックネーム:女狐 性別:女性 国籍:日本 特徴:バブル時代を引きずったファッションや価値観、口調 価値観:プロジェクトのためには手段を選ばない 趣味:ファッション 物語上での目的:天水地区の再開発を計画 職業:デベロッパー 外見:グラマラスな美人
よみがな:めじろじゅおん 性別:男性 国籍:日本 住まい:天水館 特徴:夜行性 価値観:対人恐怖症 物語上での目的:尼~ずたちに食料や生活費をしばしば援助する 職業:BL漫画家 存在:尼~ずの経済的バックアップをする存在 会話:筆談で行われる
鯉淵蔵之介
主人公とその仲間の腐れオタク系女子たちが、土地売却を狙っているスーツのキャリアウーマンと戦わなければならない時、人を見た目で判断する人たちに立ち向かうために変身していくという場面。