最強伝説黒沢のあらすじ・作品解説
最強伝説黒沢は小学館のビッグ・コミックオリジナルで連載が行われた作品である。 作者は福本伸行で、アカギやカイジなどのギャンブル漫画や頭脳戦を描く作品で知られている。 作品は壮絶な頭脳戦を繰り広げるアカギやカイジなどの作品とは一線を画す平凡な中年の日常を描いた作品となっており、所々にコミカルなギャグやコメディー要素が組み込まれているのが特徴である。 主人公の黒沢は建設会社に勤める40代の中年の現場監督で、妻や子供はおろか友人もいない寂しい日常を送っていた。 44歳の誕生日を会社の同僚や後輩に祝ってもらえるものばかりと思っていたものの、誰からも祝ってもらえなかった事を発端にこの話はスタートする。この事件をきっかけに彼は人生を見つめなおし、自分に足りていない人望を得られるように不器用ながらも努力をしていく。その姿に徐々に職場の後輩や町の不良グループから人望と信頼を勝ち得る様になり、成長を遂げていくというストーリーである。
最強伝説黒沢の評価
最強伝説黒沢の感想
愛される人
福本先生らしからぬ主人公のキャラ一言で言うと愛されキャラですが、愛されるどころか、軽蔑の目で見られているところが中々可愛い。笑カイジ等の自分から運命を切り開いていくキャラとは違い、人の顔色を伺っては裏目、裏目のオンパレド笑でも、やっぱり周りの人の心を動かす部分は普遍的に主人公が持っている魅力ではあります。みみっちい、くだらない最初の全体的なストーリーは、主人公のみみっちくて人間小さい部分主体で構成されています。主観が、小さい器の人間なので「おいおい。」と突っ込んでしまうことは間違いなしですが、共感できる部分があることも恥ずかしながら事実です。考えることもくだらないし、とにかく幼稚で自分大好きなとこを惜しげも無く全面に出しきっては「そりゃそうなるだろ。」と言い出してしまいそうなオチで一つの話が完結します。ですが人間的に爽快で変に気取ったりしない部分が、ストーリーが進むにつれ徐々に回りを引...この感想を読む
精神的に凹んでる時は読めないです。
鈍臭すぎます。自分が惨め過ぎて泣く45歳?46歳?の男が主人公の漫画、そして読み進めるほど、気分が凹む漫画を初めて読みました。頑張って、色々と空回りしてしまって、全て裏目に出るとか、辛すぎます。子供を保護しようとすれば、誘拐犯に間違われるし、それに関しては文句をしっかり言えていたので良かったですが。職場でも浮きまくってるし、どうしてこうなっちゃたんだろうか…と心配になってしまいました。途中から笑えてきたんですが、余裕ある時は読んで笑えるけど、余裕ない時に読むと凹む漫画だと思います。少し切ない気持ちになる、率が高い漫画だと思います。苦手です。
笑えます!
この漫画の主人公はダメ人間すぎて笑えます!まず人望が欲しいだけなのに黒沢の行動すべてが裏目に出て、しまいには部下にキレる始末なので人間として底辺です(笑)また友達は人形の太郎だけということでどんだけだよ~!っと笑ってしまいます!人望ほしくてする行動はすべて押しつけがましい上自分勝手です。福本先生のマンガの表現は独特で、好きな人は好きだと思うが私は絵が苦手です。でも内容は面白いので全然我慢できますねぇ。福本先生の漫画の主人公は必ず人間のクズ、またはゆがんだ性格の持ち主なのでそういう主人王の漫画は必ず面白くなると思います。でも現実の友達とかにはしたくありません。
最強伝説黒沢の登場キャラクター
坂口義明
よみがな:さかぐちよしあき 年齢(作品時):20代 性別:男性 国籍:日本 所属:穴平建設 性格:クール ポリシー:簡単に人を認めない反骨心がある 特徴:若手社員 姉:スタイリスト 元:不良