グリーンヒルのあらすじ・作品解説
グリーンヒルは行け!稲中卓球部や僕といっしょ、ヒミズなど映画化やアニメ化がされたこともある大ヒット作を世に送り出している漫画家の古谷実が手掛けた作品である。 週刊ヤングマガジンに掲載された作品でコミックは全3巻で完結している。 物語の主人公である19歳の大学生、関口と彼を取り囲む仲間との日々を描いたギャグ漫画となっている。 主人公以外の主要な登場人物では関口が所属することになるバイクチームのリーダー岡ミドリ、関口の大学の友人しのびだ、物語のヒロイン的な立ち位置になる関口とバイクの教習所で出会う横田、関口が無免許でありながらバイクチームに入るきっかけとなる巨乳の美女ミドリちゃんなどがいる。 ミドリちゃん目当てでバイクチームに所属することになった関口であったが、所属したチームは2分されており、関口が所属することになるグループにはミドリちゃんがいないのはおろか、性格に難のある人間ばかりで関口は日々、彼らに振り回されていく。
グリーンヒルの評価
グリーンヒルの感想
こんなバイクチームに入りたい
この漫画の代表的なセリフのひとつに「人類最大にして最強の敵は“めんどくさい”だ」というものがあります。人並みにうまく生きられない、バカなことばっかりやっている主人公たちですが、その要領の悪さ、煮え切らなさには、読んでいて呆れつつも共感を覚える人は少なくないと思います。私もそのひとり。そういう人たちにとって、この作品、そして冒頭のセリフは激しく同意するとともにぴったりと寄り添い、支えになってくれるような大切なものになるんじゃないかな~と思います。絵は非常に上手いですが癖も強いので万人にオススメはできないかもしれませんが、食わず嫌いせずに手にとってみてほしい漫画です。