深夜食堂のあらすじ・作品解説
「深夜食堂」は安倍夜郎による日本の漫画作品。2006年10月に少年館発行の漫画雑誌「ビックコミックオリジナル増刊」に読み切り一挙三話で登場をし、2007年8月からは「ビックコミックオリジナル」で掲載されている。全13巻まで販売されている。 (2015年時点) ストーリーの舞台は新宿にあるマスターが一人で切り盛りをする「めしや」。そこに訪れる常連客とマスターの交流を描いた人情物語である。 コミックの累計販売部数は、240万部を突破するほどの人気ぶりで、2009年にはドラマ化もされている。2011年にはドラマの第二部、2014年には第三部も放送された。そして、2015年1月には実写映画化もされた。 日本のみの人気だけではなく、2014年12月には韓国でのコミック販売累計数が45万部を突破し、また台湾では75万部、中国で80万部とアジア国からの人気も高い。また、ドラマも漫画同様にアジア各国から視聴されるほどの人気ぶりである。
深夜食堂の評価
深夜食堂の感想
漫画らしくない、人間のリアル
「いるいる」リアルなキャラクター東京の歌舞伎町が舞台ということで、(土地柄なのか)深夜だけの営業というとあまりいい印象がないのは私だけでしょうか。タイトルの「深夜食堂」という名前からすると、思っていた内容とは全く違う漫画でした。何よりも、キャラクターの個性が強い!私は安倍先生の描く女性が特に好きです。マリリンや小寿々さん(?)は水商売の女性ですが、決して美人のキャラではありません。特にマリリンは少し安室○美恵に似ていますが、どことなく「少しブサイク」な女性であることが可愛らしいキャラクターと思ってしまうのです。付き合う男によって好みが変わる女って、いますよね~。作中で学生時代、マリリンは友達がいなかったというような表現もありましたが、そういう女って大体同性から嫌われるもんです。けどなぜか次々すぐに男ができて、案外幸せになったりするんです。また、誇張しすぎない顔の特徴の表現も好きです。ま...この感想を読む
「めしや」が近所にあったらいいのに!
こんなごはん屋さんが近所にあったらいいのに!メニューはなくて、その日にある材料でできるものなら、リクエストすれば何でも作ってくれる…。こんなごはん屋さんが近所にあったら、絶対通います。高級食材が必要なメニューはさすがにできないけれど、ジャンルを問わず「今食べたいもの」を作ってくれるごはん屋さんが徒歩圏内にあったらいいのにな、と思い続けていました。男性主人が1人で切り盛りしてるというのも、頻繁に通ってもプライベートを詮索されなさそうでいいですね。私はフリーランスの在宅ワーカーで、きちんとした料理を作る時間がないことも多いのですが、そういうときに限って、煮物とか作るのに時間が掛かるものが食べたくなるので、こういうごはん屋さんは憧れです。値段も、1コインとかでも食べられそうですし、女性が部屋着のまま行ってもあまり浮かなさそう。私は夜型生活者なので、営業時間が深夜~朝というのも嬉しいですね。その時...この感想を読む
こういう食堂どこかにないかな
ふらりと立ち寄りたくなる食堂「めしや」を一言で例えるなら地味でしょう。食堂自体も華美なところは一切ないし、出てくる料理も地味です。綺麗な女性店員やイケメンの男性店員がいるわけでもありません。しかし、なぜか客は絶えないし常連客も多いです。ふらりと自然に足が向いてしまうのかもしれません。お客は実家へ帰るような気分でこの食堂の暖簾をくぐるのではないでしょうか。何も気を張る必要もなく、自然体で食事やお酒が飲めるお店ってなかなか探しても見つからないです。こういうお店が自分家の近所にもあればいいのにと読む度に思います。定番料理だからこそマスターが作る料理は特別なものは何もありません。普通にスーパーで手に入る食材でごく一般的な料理を作ります。作中の中には赤ウインナー炒めだとか、それ自分で作った方が早いんじゃ?っていうメニューも登場します。中にはこういう誰でも作れる料理もありますが、マスターの料理スキ...この感想を読む
深夜食堂の登場キャラクター
マリリン松嶋
よみがな:まりりんまつしま 性別:女性 国籍:日本 所属:新宿ニューアート 性格:明るい性格 ポリシー:ストリッパーである事には誇りを持っている 特徴:巨乳 職業:看板ストリッパー 出身:福島県の山奥出身 元々:ダンサー志望
剣崎竜
性別:男子江 国籍:日本 所属:広域指定暴力団今城会系鬼島組 ポリシー:野球賭博を御法度とする 特徴:地回りのヤクザ 価値観:かなりの怖がり 特技:面倒事を解決する 外見:強面 過去:九州一の強打者として将来を有望視された 交友関係:広い