思っていたより、面白く頭の中に刷り込まれてしまう。 - 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2の感想

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増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2

4.674.67
映像
4.67
ストーリー
4.83
キャラクター
4.83
声優
4.83
音楽
4.33
感想数
3
観た人
3

思っていたより、面白く頭の中に刷り込まれてしまう。

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

目次

オープニング曲が変わりましたね!

2シリーズ目に突入して、オリジナル作曲されたオープニング第二弾ですね。この歌、凄く頭の中に残りませんか?アップテンポというわけでもありませんし、テンポは緩急あって、独特な雰囲気に仕上がっていますよね。またアニメのセリフがところどころ使われていているのも、なんだか印象で頭の中に残ってしまう要因のように思います。特に乙姫さんのセリフでしょうか?「馬鹿か、あんたぁ!」のインパクトが強くて、頭の中をグルグル回ってしまうものがあります。

よく量販店の店内音楽で、その店・会社のオリジナル曲を流してるの多いですよね。安さの殿堂ドン・キホーテさんや、家電でいえば、ジョーシンやコジマ、そしてコンビニ業界からは姿を消しましたが、SHOP99でもオリジナル曲が流れていますよね。

繰り返し繰り返し流れていることで、頭の中に刷り込んでしまう「洗脳曲」なんて呼ばれ方もされます(笑

しかしギャグマンガ日和も、本編は短いこともあって、DVDなどで観ているとオープニング曲が高い頻度で流れるのです。そしてインパクト抜群、テンポも独特でクセがあることから頭の中に刷り込まれてしまうのだと思います。

特に最後の部分、「ギャグマンガ日和~♪馬鹿か、あんたぁ!」は無意識に口ずさんでいる時があって危険ですね(笑


観ていて気付いた類似

タレント活動されていてテレビでも観ることが多い漫画家、蛭子能収さんの絵と似ていませんか?適当な感じの絵が非常に似ているような気がするのは私だけでしょうか。しかしギャグマンガというコンテンツは同じカテゴリーにいるのかもしれませんが、内容は全然違った方向のギャグですよね。

ブッ飛んでいるとしか思えない、このギャグマンガ日和の作者の発想には恐れ入ります。この絵というか、独特の画風であるがゆえに面白さを増長させている部分はあるのかもしれませんね。


最初から、うさぎちゃん(笑

観ていて、シリーズ2にする意味はあったのでしょうか。そのまま、シリーズ1を継続させれば良かったのに?と素朴な疑問が浮かびます。シリーズ1の最後、シリーズ2の最初はほぼ同じネタですものね。しつこいぐらいの天丼で笑わせてもらいましたが、シリーズを区切ることには大人の事情が絡んでいそうですね。

調べてみて分かりましたが、テレビ放映されたタイミングがシリーズ1と2では違うのですね。1年後に復活するかたちで、シリーズ2が始まっています。打ち切られたのか?それとも、そもそも1シーズンだけの放送予定だったけど、反応が思ったより良好で視聴率に期待できそうで続編が制作された、といったところでしょうか。


聖徳太子

この作品の中で、もっとも有名なキャラクターだと思っていました。観る前のイメージでは、かなり聖徳太子が出る話が多いのかな?と思っていました。しかし、シリーズ2の中でも1話しか聖徳太子は取り上げられないのですね。なのに、この作品のイメージとして、まず最初に浮かぶキャラクターは聖徳太子ですよね。

このギャップが面白いです。

サッと出てきて1話のみしか登場しないのに、それだけインパクトが強いキャラクターであるということでしょうか。確かに、聖徳太子を知らない日本人ってそうは居ないように思います。性格やキャラクターは破綻していて、メチャクチャですけどね。徳が高く、また日本の歴史に名を残す過去の偉人を、こんな扱いしてしまって良いのでしょうか?

それがこのキャラクターの一番笑える部分なのでしょうけど。


シリーズ2の中で、もっとも面白かったキャラクター

それは、やはり乙姫です(笑

この浦島シリーズに続きがあるのか、楽しみですね。最後のオチは、浦島太郎とは別人である、というかたちで締め括りました。そして浦島太郎が、一郎に攻撃されているカメを助けるところで話が終わってしまいます。浦島太郎が竜宮城に行ったときに一郎と同じような扱いをされるのか?それとも一郎より太郎の方がイケメンなので乙姫の態度が全然変わるのか?

ここに非常に興味があり、この原作者がどのように描くのか、楽しみな部分です。シリーズ2以降に描かれることがあるのでしょうか?

またオープニングの最後の部分で、乙姫のセリフが使われていることが、面白さをさらに引き立てています。

そして竜宮城に迎えたお客様をケチケチ接待でもてなそうとするヒソヒソ話が笑わせてくれます。ヒソヒソ話がヒソヒソ話になっておらず、客人に筒抜けで聞こえてしまっているのも、妙にリアルな部分があって好きです。

さらに一緒にご飯を食べるのに、自分の食べる魚だけは明らかに大きくて、自分に対してはケチらないという部分、そして平然とした顔で食事しているあつかましさ、という二通りの受け方があります。

この制作スタッフの上手なところは、声優さんに敢えて可愛らしい声の女性を選んでいるところだと思います。乙姫さんなので、そりゃ美人ですし綺麗なイメージがあります。しかし可愛いイメージの声であるがゆえに、その腹グロさが強調されてしまうように思うのです。

あの声で「馬鹿か?あんたぁ~!」というセリフにイメージが合致していないことが面白いですね。


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