カフカ 田舎医者のあらすじ/作品解説

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カフカ 田舎医者

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カフカ 田舎医者のあらすじ・作品解説

カフカ 田舎医者は、「頭山」で第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた山村浩二によるアニメーション作品である。2007年に公開された。原作はフランツ・カフカで、監督、脚本、編集、アニメーション、美術は山村浩二、声の出演は、茂山千作、茂山茂、茂山童司、茂山七五三などが行っている。 ある年老いた田舎医者が、雪が降る寒空の下で困り果てていた。16キロ離れた場所で重病患者が待っているのだが、馬がいない。娘が近所の家に馬を貸してほしいと頼んで回るが、誰も貸してはくれない。田舎医者が家の小屋を蹴破ってみると、そこには見知らぬ男がいて馬を2頭出してくれるのだった。重病患者の家に辿り着いた田舎医者の、妄想と現実が交差していく歪みを、圧倒的な画力と不条理さで描いた作品である。 オタワ国際アニメーション映画祭、アニマドリード マドリード国際アニメーション映画祭、シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭でグランプリ、他にも様々な賞を受賞している。

カフカ 田舎医者の評価

総合評価
5.005.00
(1件)
映像
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
声優
5.005.00
音楽
5.005.00

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カフカ 田舎医者の感想

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斬新な作画に覚える恐怖感

受け取るのが難しいアニメ絵のタッチから、子供向けのアニメ作品なのだと考えていました。しかし、それの考えは、勝手な決め付けであり、全然違うものだと反省させられます。逆に、子供が観てしまったらトラウマになってしまいそうなアニメ作品だと思います。このアニメ本編から伝わってくる違和感の正体な何なのでしょう。その正体に決定的なものが思い当たらないのも不思議なことです。確かに、作画という面では、とても特徴的なアニメ作品だと思います。しかし、単に作画だけで、これほどの恐怖を感じることはないように思うのです。また、恐怖感の正体は絵だけのものではない、という確信のようなものも同時にあります。私が思うに、恐怖感の正体を単純に表すなら、複合的なものなのだと感じます。恐怖感以外の特徴を述べるなら、アニメ本編が全体的に抽象的になっており、得体の知れないものだと感じました。ただ、人間の心の闇の部分を描いているだけ...この感想を読む

5.05.0
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