日露戦争の英雄兄弟 - 坂の上の雲の感想

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坂の上の雲

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日露戦争の英雄兄弟

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演出
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日露戦争で陸軍騎兵隊を作り上げた秋山好古と海軍で活躍した秋山真之の物語です。

日清戦争後、大日本帝国はこれまでにないほどの強敵であるロシア帝国と戦うことになりますが、兄好古は対コサック騎兵を弟真之は対バルチック艦隊戦をそれぞれ考案し実際に勝利をおさめます。

2人の凄さは教科書に沿って物事を進めていったわけではなく、敵を研究し尽くし自分達で教科書を作りあげて戦闘に勝利したところにあると思います。

兄好古に関しては大日本帝国には騎兵隊が無く、騎兵隊を作るところから始め、騎兵隊用の戦術や戦略を考案し実行していきます。

何においてもそうだと思いますが、ゼロから何かを生み出すということはとても大変なことであり、さらに好古の場合はそのできによって大日本帝国の命運が決まりかねない重責まで背負っていたわけですから、並みの神経ではやり遂げられなかったように思います。

また弟真之も世界最強と言われたバルチック艦隊を相手に大日本帝国を守るために戦うわけですから、こちらも並大抵なことではなかったはずです。

偉業を成し遂げた2人でしたが、酒好きでどこか憎めない雰囲気の好古と、喧嘩っ早く気が短いが兄には絶対頭が上がらない真之のやり取りはとても面白かったです。


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坂の上の雲を読んで近代日本を知る

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