純粋に生きること
何十回見たことか・・・。トム・ハンクスは特段好きな俳優ではないが、作品に恵まれているのか?他にもトム・ハンクスの映画は色々と見ていて、僕的にはこの映画は「彼らしからぬ」作品のように感じる。妻は「彼らしい」作品だと言っていたが。どちらにしろ、少し足りないフォレスト・ガンプをトムは上手く演じている。記憶に残るセリフはフォレストの母役のサリー・フィールドが言う「人生はチョコレート箱のようなもの、開けてみるまで解らない」と言うセリフ。こう言う考え方が人生を楽しく前向きな方向へと導いてくれそうで、この映画を見るたびに、家族愛や夫婦愛が純粋なものである事を感じる。それとフォレストが言う「馬鹿を言うものが馬鹿だ」と言うセリフ。これもフォレストの馬鹿正直(ちょっと足りないと言う設定)さが、逆に普通の人間の俗世間に毒された一般常識を覆すセリフとして印象的だ!それともう一つ!サリーが死ぬ時の「死は生の一部なの」と言う言葉。これはキリスト教的思想だろう、他の映画でも同じようなセリフが見受けられる。僕的にはこの言葉も印象的でとても好きな言葉だ。好きなシーンはジェミーが病床でフォレストのマラソンの話をしている時フォレストが「色んな所を見てきた」と言うシーンで美しい映像が流れる中、ジェミーが「私も一緒に見たかった」と言う言葉にフォレストが「君も一緒にいたさ」と言うセリフ。これも感動的だ!私もこう言う純粋な恋愛をして見たいものだが、この映画は、心を清くしてくれる素晴らしい映画です。
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