不法侵入のあらすじ・作品解説
不法侵入は、1992年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「告発の行方」「ラブ・フィールド 」のジョナサン・カプラン。出演者は、カート・ラッセル、レイ・リオッタ、マデリーン・ストウ。 マイケルとカレンは、ロサンゼルスの高級住宅地に住む幸せな夫婦である。ある日、家に強盗が入り、警察に通報するとピートという感じの良い警官がやって来る。防犯のアドバイスまでしてくれる親切なピートに安心するマイケルとカレンだったが、ピートは密かにカレンの美しさに心を奪われていた。 その後も、警官の仕事を通して家や職場に来たりと、執拗にカレンに近づいていくピート。マイケルはピートの異常性に気付き、妻を守るために他の警官などに相談するが、ピートに陥れられて逮捕されてしまうのだった。 一見、善良に見える警官が、警察の権限を使った異常な行動をエスカレートさせ、市民を追いつめていく恐怖を描いたサイコ・サスペンスである。
不法侵入の評価
不法侵入の感想
ストーカーに悩んでいるアナタ、これを見逃してはいけません
1992年公開アメリカ映画ジョナサン・カプラン監督悪い病んだお方を演じさせたら最高の名優レイ・リオッタ演じる狂気の警察官が好ましい。警官がストーカーになって、ある若いカップルに付きまとう。爽やかに取り入って、スポンジに少しずつ水がしみこむように、家庭の中に入っていく。ストーカーに困ってる時や、相手がどんな言葉を使って取り入ってくるのか、心理的にどこを突いてくるのか、また自分の言葉を相手がどう使うのかを、シュミレーションすることが出来る実際に役立つ、ハウツウ映画だ。この作品が作られたのが、1992年、この映画が影響したのか、時代を先取りした先鋭の映画なのか、どちらが「鶏か玉子」かと言うほど、インパクトが大きい。これはただ、恐いねーですまない、大変貴重なありがたい映画だ。ストーカーに悩んでるお友達に勧めてください。