喜怒哀楽が楽しめる映画です。
一人の男性の人生を描いた映画でした。
ヒューマン映画は大抵飽きてしまうのですが、疾走感があるにも関わらず重要な場面ではゆっくりとしたBGMが流れ、喜怒哀楽を楽しめる映画で最後まで観ることが出来ました。
笑いがある場面だと思ったらそれが後のキーワードだったり、かっこいいと思っていた人が崩れていったりと、出てくる人物の一人一人の変化もともて見所がありました。
特に主人公フォレストの人生のキーワードとなるダン中尉の変化は見入るものがあり、精神面はもちろん見た目が変わったときは鳥肌が立ちました。特殊メイクなのは分かるのですが、その他で映る人物もリアリティがあり思わず声が漏れるほどでした。
またケネディ大統領やジョン・レノン等の有名人物たちの実際の映像を用いた演出は、合成感が無く故人であることを知らない世代が見たら、現代に生きている人だと間違えるのではと思うクオリティの高さでした。
他にも日本語訳に関しても完成度が高く、字幕の言葉選びは最高でした。特に”バカば真似はするな。特に敵の銃を浴びるようなことは”というシーンは記憶に残るほどかっこよかったです。日本テレビ版の吹替えでは有名な山寺宏一さんを起用しているようなので、2回目はぜひ吹替えで見たいところです。- あなたも感想を書いてみませんか?
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