ライフ・イズ・ビューティフルのあらすじ/作品解説

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ライフ・イズ・ビューティフルのあらすじ・作品解説

ライフ・イズ・ビューティフルは1997年に公開されたイタリア映画である。カンヌ国際映画祭では審査員グランプリを受賞、第71回米国アカデミー賞でも作品賞含め7部門にノミネートされ、主演男優賞をはじめ3つの賞を受賞している等、高評価を受けた映画作品である。 舞台は第二次世界大戦下の北イタリアであり、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害をユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた。主人公であるグイドは、父、息子のジョズエとともに強制収容所へと送還されてしまう。戦争の何たるかを理解できない幼いジョズエは母と引き離されたことから大きな不安に陥るが、そこで父であるグイドがジョズエを励ますべく一つの大きな嘘をついた。強制収容所での劣悪な生活も「これはすべてゲームなんだ」と言い聞かせるグイドのおかげで、ジョズエにとっては楽しいゲームへと様変わりした。 ロベルト・ベニーニは本作で監督・脚本・主役を務め、その評価は世界的に高く、「90年代のチャップリン」と絶賛された。

ライフ・イズ・ビューティフルの評価

総合評価
4.504.50
(10件)
映像
4.334.33
脚本
4.564.56
キャスト
4.614.61
音楽
4.384.38
演出
4.444.44

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ライフ・イズ・ビューティフルの感想

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評判通りの感動ストーリーですが、とにかくヘビーな作品

きっと世界〇大感動映画とかを挙げると、大方の人が挙げるであろう世界を代表する感動映画ライフ・イズ・ビューティフル。確かにエンディングは感動の嵐ですが、それはそこまでのストーリーが重く苦しいから反動で感動も倍増しているように思えます。ユダヤ人に対する迫害行為がストーリーの主軸にあるのですが、ほんの数十年前の話とは到底思えないほど、日本人は平和ボケしているのだと実感してしまうほど目を覆いたくなるような光景が未だに脳裏に残っています。ただ、そんな暗い歴史の話なので、映像は全体的に暗く重苦しい空気になります。しかし、脳裏に残すだけ覚えておくべき過去の歴史であるので、学校の授業などで観せてもよいのではないかと思います。きっと他の方のレビューと同じような内容になってしまうかもしれませんが、生きているという事のありがたみを再確認でき、タイトルどおり生きているって素晴らしいと思えてくる超良作です。この感想を読む

4.04.0
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  • 137view
  • 396文字

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ライフ・イズ・ビューティフルの登場キャラクター

グイド・オレフィチエ

エリゼオ・オレフィチエ

ライフ・イズ・ビューティフルの名言

沈黙は最も強い嘆きなんだ

エリゼオ・オレフィチエ

戦時色が日に日に濃くなる北イタリアの田舎町。ユダヤ人に対する迫害行為が行われる中で主人公グイドへエリゼオおじさんの言葉。

これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、1000点たまったら勝ち。勝ったら、大砲のついた本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ。

グイド・オレフィチエ

ナチスによりユダヤ人強制収容所へ送られ、母ドーラと離れ離れになったジョズエ。不安がる息子ジョズエに主人公グイドは嘘をつく。

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