最強の宇宙怪獣・「エイリアン」 - エイリアンの感想

先ず、ショッキングシーンから、宇宙怪獣は人間の身体に寄生し、人の養分で成長し、やがて腹をケ破って出現してくる。　このシーンでは本当にド肝を抜かれる。　やがてこの怪獣は想像を絶する巨悪な形相に成長し、鉄をも溶かす体液で人々を襲い始める。 この宇宙生物・エイリアンは特殊な強い酸性の体液や宇宙空間の真空の中でも生存が出来るという強烈な身体能力を持ち、特別に生存本能が強いことから、“完全生物”とも言われた。 この無敵な生物に向かって、男性乗組員（人造人間も含む）は全員が激しく戦うが、何れも抹殺されてしまう。　ところが男勝りの主人公を演じるがエレン･リプリー（シガニー･ウィーバー）が最後まで生き残って宇宙怪獣・エイリアンをやっつけるという物語である。 宇宙船が地球へ帰還する途中、未知の異星文明を持つ小惑星に降り立つ。 乗組員は、この惑星に存在する卵のような巨大な物体が乱立する空間へ近づく。　乗組員がこの物体に近づくと、中から蜘蛛の様なケッタイな生物が飛び出してきて、その顔に張り付く。　やがて生物は死ぬが、実は生物本体はその人の身体の中に寄生していて、やがて・・。 この映画のキャッチフレーズは“宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない”と云う題であり、主演の女優のシガニー･ウィーバーの出世作となったが、同役として約20年に亘り「シリーズ物」として演じることになる。