タイムマシンのあらすじ・作品解説
タイムマシンは2002年にワーナー・ブラザーズによって製作されたSF映画である。原作はH・G・ウェルズの同名小説だが、物語には大幅な変更が加えられている。 1899年、ニューヨークの大学で教鞭を取る科学者アレクサンダー・ハーデゲンは、デートの最中に強盗によって恋人を目の前で殺されてしまい、過去に戻れれば彼女のを救えるのではと考える。失意から立ち直ったアレクサンダーは必死の思いで時間旅行が可能な機械を完成させる。それに乗れば過去にも未来にも移動できる。 過去に戻ったアレクサンダーは恋人の命を救うことに成功するのだが、救ったばかりの恋人が今度は別の原因で死亡するのを目の当たりにする。何度試行錯誤しても、結果として恋人は死んでしまうのである。過去は変更できないことを悟ったアレクサンダーは恋人の死を受け入れると同時に今を生きる希望を失い、機械に取り付けられたダイヤルの日付を回し、はるか未来への時間旅行へと出発するのである。
タイムマシンの評価
タイムマシンの感想
SF界の巨匠H.G.ウェルズと曾孫が生み出す珠玉の名作!!
この映画をご存じの方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?私はこの作品は隠れた名作だと思っています。周り勧めてほしいです!ほんと。ストーリーとしては、主人公(アレクサンダー)が恋人(エマ)を強盗殺人で亡くした悲しみから、「過去を変えて彼女を取り戻したい」という願望からタイムマシンを作り出すことから始まります。残念ながら、恋人はタイムマシンでは救えませんでした。何度戻っても、何度戻っても、彼女は最終的に亡くなってしまうのです。「何故過去は変えられないのか?」この命題について、アレクサンダーは「未来」に答えを求めることになるのですが・・・80万年先の地球で、その時代の長(ウーバー・モーロック:敵なのですが、この人がいう言葉が深いです!)が、「彼女の死がなかったらタイムマシンは生まれなかった。ないはずのもので何故彼女が救える?」とアレクサンダーに問いかけるのです。この言葉は深いですよね。私たち...この感想を読む
親族に駄作を作られるとはもともこうもない
H.G.ウェルズの曾孫が監督なのか!千回過去に戻っても千通りの死に方があるだけで、運命は変えられない。ここらへんの描写は『バタフライエフェクト』と酷似していますね。原作にもこの部分の描写はあるのかな?そしたら原作がオリジナルですが。にしても2030年のアメリカが、あんな気持ち悪い国になってるとは。なぜに男性はみんな一昔前の中国服みたいなの着てるの?80万年先の未来では、変な民族と一緒になります。その名もエロイ。マヤ調の音楽で無理やり盛り上げようとしてるとこが、チープさを際立たせてます。極めつけはハムナプトラとかに出てきそうなモーロックっていうクリーチャー。もはや愛嬌すら湧いてきます。これが未来の出来事だと考えると、もう生きていたくありません。エロイ族うんぬんのくだりは本当にねこそぎいらない。原作もこうなのだろうか。クライマックスの白塗り男との肉弾戦とか、カプチーノマシンぶっ壊して未来に残っ...この感想を読む
タイムマシンがかっこいい
H・Gウェルズの言わずと知れた元祖サイエンス・フィクションの金字塔「タイムマシン」の映画化作品です。H・Gウェルズの「宇宙戦争」の方はいかにも映画化しやすい作品なので映画化もされていましたが、このタイムマシンも映画化されました。小説版と違ってエロいなどのエピソードはカットされて、頽廃する未来を見に行き、モーロックに襲われてと、映画らしいざっくりしたお話になっています。ストーリーボード以外にもいろいろ気になる点や、問題はあるのですが、いかんせんそれを補ってあまりある、タイムマシーンの造形がかっこいいですwこのタイムマシンなら乗りたい、と思わせてくれワクワクします。美術の勝利の作品です。
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