新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
格闘する者に○
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
三浦しをんのデビュー作
三浦しをんらしさ、らしくなさ作家ならではの個性――作家性というのは、一体いつ露見するものであろうか。少なくとも、三浦しをんは就職活動にお...
吾輩は猫である
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 5
饒舌なおちゃらけの中に見える学識
言わずと知れた漱石の代表作の一つです。この冒頭の一文となるタイトルが知られてる割には、実際に全部読もうとすると、結構難しい個所もあります...
新史太閤記
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
この本に自分の考え方・進み方を教えてもらいました
豊臣秀吉の成功哲学を学べましたビジネスでの成功を目指しており、歴史的な大出世を成し遂げた秀吉の成功哲学をとてもよく学べました。天性の人た...
家守綺譚
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 5
穏やかな雰囲気ながらも、どこか背筋がぴんと伸びる思いがする、梨木香歩の「家守綺譚」
南禅寺のほど近く。学生時代に亡くなった親友・高堂の家の守をすることになった綿貫征四郎は、細々と文章を書きながら、貧しい生活を送っています...
闇の守り人
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 5
NHK大河ファンタジー原作小説
2016年3月から放送が始まったドラマの原作小説です。この作品は、上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズの2作目の作品です。上橋さんは、学者である...
青い鳥
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 4
こんな教師がいたら良い
吃音という病気を抱えた臨時教師が、生徒に寄り添う物語。オムニバス式。主人公の教師が、いわゆる「問題のある生徒」と関わるために臨時教師とし...
パレード
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 5
センセイとツキコさんの番外編
『センセイの鞄』の番外編。短編というかエッセイというか・・・・・・大人の絵本のような話といったらよいだろうか。ストーリーは完結しているが...
そういうふうにできている
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
妊娠とは「そういうふうにできている」
元祖「妊活」の本鈴木おさむ氏と大島美幸さん夫妻が最近流行させた「妊活」という言葉があるが、さくらももこさんの小説「そういうふうにできてい...
ひらいて
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 5
開けゴマ!なんて呪文があればいいけど、
綿矢先生嫌いが尊敬に変わりました。女子高生がクラスの比較的地味な男子に恋をする、という設定で、なんだありきたりだな、と半ば読み始めた意地...
- 作家
- イアン マキューアン、他
贖罪
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
罪の重さに比例する「贖罪」だったのだろうか?
最後まで犯人がわからない緊張感「贖罪」は、湊かなえによる3作目の作品。デビュー作の「告白」と同じように登場人物の台詞で物語が進行していく...
それから
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 5
人間としての未知の倫理、モラルを求めて悪戦苦闘した作家・夏目漱石の「それから」
森鷗外の著作をしばらくぶりに読み終え、今度はかつて貪るように読んだ、森鷗外と並んで文豪と称される夏目漱石が無性に読みたくなり、初期の自然...
羊たちの沈黙
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
素人探偵の推理!
羊たちの沈黙は、評判になった映画を先に見て、後から小説を読みました。FBI捜査官クラリス・スターリングが、アメリカで起こった連続殺人を解...
悪意の手記
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 5
ひとつの答えがしっかり受け取れる作品
動機のない殺人はどのように起こるのかこの本を読み進めていくにつれて、夏目漱石著作の「こころ」を思い出していた。「こころ」に描かれていた親...
ソロモンの偽証 第III部 法廷
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 3
真相やいかに
長かった前置きが終わり、いよいよ真相を明らかにする法廷が始まります。これまでに登場した数多くの人物が、複雑かつ絶妙なタイミングで証人とし...
風の万里 黎明の空 下 十二国記
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
3人の少女たちの想い
上巻では、様々な理由で苦しむ三人の少女が描かれましたが下巻では身勝手さに気がついたり、置かれた立場での責任に思い至ったりと、それぞれの成...
坑夫
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 4
うまい描き方
漱石先生作品でもあまり有名じゃない話ですが、他の人から聞いた抗夫の仕事を書いたという珍しいパターン。やはり主人公はアンニュイな感じ。その...
窓の魚
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 4
春夏秋冬をなぞらえるかのような登場人物
女性に売れた本 第4位という帯が目に付く1冊。「窓の魚」というタイトルからは想像も付かない世界が拡がっていました。まず読み終えた感想は「怖い...
号泣する準備はできていた
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 4
分からない、分からない、
『号泣する準備はできていた』題名に惹かれ、選んだ1冊。江國香織さんの本を読むのは初めてのことだった。中に収録されている物語の題名を見ても...
檸檬
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
絵画のような小説
病気と借金で苦しみながら、「不吉な塊がいけないのだ」という主人公。美しい詩や音楽にも居た堪れなさを覚えて、街を放浪するのですが、その街の...
雨天炎天
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 4
旅のエッセイが好きです
大学時代に読んだ覚えがありましたが、無くしてしまったので再購入しました。村上春樹さんのギリシャ・トルコの旅行記が好きです。特に興味深かっ...