新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
六番目の小夜子
- 感想数
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- 読んだ人
- 4
前半は良し、後半は尻つぼみ感が満載
信念のない不完全な物語奥田陸氏が、初めて書き下ろした第3回ファンタジーノベル大賞で最終選考に残った作品です。読み始めは、おやっと思わせる...
りかさん
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
りかさんの優しさと温かさ、そして温もり
言葉たちは私の励みになる反面、投げつけられた心ない言葉に触れ傷つくこともある。人間関係って、難しいなーと思うし、特に気持ちや言葉は気を付...
太宰治 人間失格
- 感想数
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- 読んだ人
- 4
一人きりの小説、人間失格
人間失格は一か八か。太宰治の人間失格は多くの人が知っている作品でありながらあらすじを言える人間は少ないだろう。読んだ人間にならわかると思...
虞美人草
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 4
傑作
文章に難解な部分が多いがじっくり読むと素晴らしい。漱石の初めて手掛けた小説として、職業作家になって最初の作品ということで、しっかりと長編...
津軽
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 4
津軽 太宰治が求めたもの
好き嫌いの分かれる作家 太宰治太宰治は熱烈なファンも多いが、嫌いだという人も多い。嫌いな理由は生活破綻者であり、多くの人に迷惑をかけてい...
四つの署名
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- 読んだ人
- 4
ホームズ大丈夫ですか
コナン・ドイルはホームズをどうしようとしたのかわかりませんが、冒頭はホームズ完全に廃人になっています。ワトソンも力関係的に強くは言えない...
- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
リア王
- 感想数
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- 読んだ人
- 4
シェイクスピアの傑作
この作品はシェイクスピアの四大悲劇の一つと言われているが、本当に悲劇的なラストを迎える。ラストを迎えた時、私はリア王は人を見る目がなかっ...
クリスマス・キャロル
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
心温まるクリスマスの物語
物語の根底にあるクリスチャン的思想本作の物語の根底には、キリスト教的な思想があることがうかがえる。イエス・キリストの生誕を祝う日であるク...
からくりからくさ
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- 1
- 読んだ人
- 3
葛藤があるからこそ友情の絆は深いのかも
植物を使った染色家の道を志す蓉子が祖母から引き継いだ古い日本家屋に、機織りを学ぶ美大の大学生である紀久と与希子、日本文化を学び、鍼灸師を...
竹取物語
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- 読んだ人
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富士山の名前の由来
義務教育の中で初めて勉強する古典。それが「竹取物語」だ。ちなみに、教科書会社によって作品の取り上げている部分が違う。たったの1部分しが勉...
東京島
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- 読んだ人
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良くも悪くも軽い小説
全く好きになれない主人公この小説はある無人島に辿り着いた人々の生活を描いているのだが、その漂流者の中でただ一人の女性が主人公となっている...
ターン
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イメージはダリの『記憶の固執』
誰もが一度は想像する一人だけの世界この主人公もいかにも北村薫らしいですね。誰もいない世界に飛ばされても服を買ってお金を払い、毎日何かしら...
天久鷹央の推理カルテ III
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- 読んだ人
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女性が活躍する本格ミステリー
本作は、2016年7月ついに累計30万部を突破した超人気メディカル・ミステリー、天久鷹央シリーズの第3巻になります。作者は『仮面病棟』など病院を...
パプリカ
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とても面白い
「映像化不可能と言われた小説を映像化」という謳い文句の映画化作品を先に見た。「逆にこれを文字で表現するってどんなのだろう」と思い、読んだ...
薬指の標本
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ホラーチックな恋愛小説
ぐいぐいと引き込まれる文章力淡々とした文章なのに、どんどんと読み進むことのできる作品です。引き込まれる文章力は、作者である小川洋子さんの...
太陽の塔
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視点が変われば世界も変わるのかもしれない、一部で。
(あえて太陽には触れないでいますね…!)この作品は中心点の位置が何といっても変わっていて面白いです。振られてストーカーの恋路を何故か応援し...
苦役列車
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芥川賞だけどなにも残らない作品
他人の日記を読んでいるようで、芥川賞という分類は間違ってはいないと思うのですが、純粋に文学を追求して、人間の深層心理に近づこうとしていた...
智恵子抄
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智恵子抄
智恵子抄、私がこの本と出会ったのは9年前、たまには小説なるものを読みたい!と思いまして、でも何故、智恵子抄なのか?それは姉が千恵子。漢字は...
村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた
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可愛い猫の写真
村上春樹さんの作品が好きなのですが、本書を購入しました。本書中に猫の写真はもとて可愛いです。本人写真とおなじみ安西水丸さんのホンワカした...
ソロモンの偽証 第II部 決意
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- 読んだ人
- 2
中学生がなにやら始めるぞ!?
第Ⅱ部になると登場人物も更に複雑になり、塾の先生や、非協力的だった人物が味方に付いて、進展を見せていきます。そして事件の真相を明らかにす...