新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
不安な童話
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人の記憶の不明確さの恐ろしいこと。
自由闊達本作品の最後の解説は小池真理子先生でした。小池真理子先生はこの作品を、自由闊達な筆さばき、と表現されています。読み終えてからこの...
ロリータ
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演劇派にはうってつけ!
中学生の時に図書館で読んで、性的倒錯ドラマに魅惑された記憶があるウラジーミル・ナポコフのロリータ。欧州からアメリカに亡命した大学教授ハン...
どんぐり姉妹
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どん子とぐり子、2人の姉妹の話
生まれた病院の裏庭にいっぱいどんぐりが落ちていたことから名づけられた、2歳違いの姉妹、どん子とぐり子。2人は、幼い頃交通事故で両親を亡く...
卒業
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タイトルに込められた思い
新参者で有名な加賀恭一郎シリーズの第一弾です。主人公である加賀恭一郎が、大学4年生の時の話しで、学生仲間である女子学生の死がきっかけに、...
悲しみよ こんにちは
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時代を超えた“悲しみ”という名の孤独(本作にぴったりの一曲を添えてみた)
18歳という若さで、18歳という若さだからこその完成度私雨。わたくしあめ―地形の関係で、局所的に降る雨のこと、自分の周りにだけ降る雨のことを...
奇跡の人ヘレン・ケラー自伝
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大事なことは成長を促す手助けをすることなんだろうなぁ
ヘレンとサリバン先生の関係が奇跡を生んだんですかね。ヘレンは本当にサリバン先生と出会えて良かったんですよね。映画も観たり、小学生の頃から...
王国 その3
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何度も思い出す名シーン
「王国」シリーズの3冊め。大分前に読んだので記憶が少々おぼろげなのだが、ずーっと印象に残って離れないシーンがある。主人公の女性が不動産屋...
海
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表現力の探検家、小川洋子
作品背景本作は2001年から2006年までに書かれた小川洋子の短編集だ。寄稿誌、時期も特に統一性は無く、テーマの一環もないので純粋かつニ...
ディスコ探偵水曜日
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舞城読者による舞城王太郎作品の感想です
わたしは舞城王太郎ファン(いわゆる舞城読者)なので、この作品『ディスコ探偵水曜日』はかなり甘口評価しています。タイトルのディスコ探偵水曜日...
オイアウエ漂流記
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私も言いたい「オイアウエ!」
冒頭から引き込まれるスタートダッシュのよさのんきな始まりから飛行機事故へと一転する展開なのだが、最初の1ページ目から目が離せない。荻原浩...
蒼路の旅人
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チャグムの話第2弾
守り人シリーズとしては第6巻ですかね。チャグムの主人公の話としては第2弾です。今回チャグムは15歳になっています。話はタルシュ帝国の野望...
アカペラ
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山本文緒『アカペラ』レビュー
ゴンタマとカニータこの小説の視点人物は二人いる。崩壊しかけの家庭で、大好きな祖父との二人暮らしをあっけらかんと満喫している中学三年生のタ...
晴天の迷いクジラ
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かなり重いテーマです
健全な人にはダークかな?タイトルだけではストーリーがまったく想像できていなくて、まぁ適当に借りた本だったんですが、けっこう重いストーリー...
蒼天の拳
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良いです
この、コミックスを読んだ感想を書きたいと思います。私は、初めに見た時にコミックスは北斗の拳にもソックリと思うのです。所々で感じるのがある...
堕落論
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生きることと堕落すること
「人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるのだ」坂口安吾の人間に対するどこか優しい目と、戦争で死ななかった人たちへの思いやりを感じ...
ドリアン・グレイの肖像
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美と悪が中心にある怪奇小説
オスカー・ワイルドの耽美主義と怪奇小説が合わさったような小説です。美男子のドリアン・グレイが画家に肖像のモデルになるのですが、ドリアンが...
陽炎の男
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大治郎の独り立ちと三冬の淡い恋
池波正太郎の『剣客商売』シリーズの第3作目です。『剣客商売』は老齢の剣客、秋山小兵衛を中心に、息子の大治郎や、小兵衛を慕う女剣士の三冬た...
黒い福音
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巧みな手法を駆使した倒叙ミステリの傑作 「黒い福音」
物資が窮乏している、戦後の日本。バジリオ会に所属するグリエルモ協会は、日本への救援物資の横流しで莫大な利益を上げ、教会の勢力を拡大してい...
めくらやなぎと眠る女
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好き嫌いが分かれる作品だと思う
村上春樹の短編集。文体が独特なので苦手な人も多いかもしれない。私も正直、言ってあまり好きではない。文体は気にならないが、キャラクターの行...
黒祠の島
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島って怖いな~
小野さんとても好きな作者の方ですが、ちょっと私には難しいので、いつも何となく読んでしまいます。この黒祠の島も最初はワクワクして読んでいた...