新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
幻色江戸ごよみ
- 感想数
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- 3
江戸に生きる人々の息遣いが聞こえてきそうな本
題に、「江戸ごよみ」とあるように、12か月の12話で構成されている、時代物の短編集です。ハッピーエンドの話は少ないです。器量のぞみ、くら...
サクリファイス
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- 読んだ人
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彼は凶人か否か
自転車ロードレース物という見慣れない舞台に惹かれ手に取った一冊。チームとしてエースを勝たせるためにアシストに徹するぼく、こと白石。決して...
孤宿の人
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- 3
ラストがまったく読めない。
「あほうのほう」から名付けられた純真無垢なほう。でも、きちんと世話もされず金毘羅参りの途中で捨てられてしまう。せっかく、お世話になった井...
初ものがたり
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テンポのいい物語に引き込まれます
時代物で初もの繋がりの短編集です。「お勢殺し」、「白魚の目」、「鰹千両」、「太郎柿次郎柿」、「凍る月」、「遺恨の桜」、6編が収録されてい...
しをんのしおり
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三浦しをんの個性が詰まったエッセイ集
三浦しをんの日常が綴られるエッセイ集『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、『舟を編む』で本屋大賞を受賞した作家・三浦しをん。流れるような筆...
金閣寺
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三島由紀夫の作家としての思想や美意識を表現した、戦後日本文学の金字塔「金閣寺」
三島由紀夫の戦後の日本の純文学を代表する名作「金閣寺」は、金閣寺放火事件の犯人、林承賢という少年僧をモデルにした小説ですが、事件や人物は...
サラの鍵
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アウシュヴィッツについて近くからも、遠くからも眺めることができる物語
時は第2次世界大戦中。パリに住むユダヤ人の少女サラの物語。当時、すでにパリでもユダヤ人には服に大きな星をつけさせられるようになっていた。あ...
ぬしさまへ
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しゃばけシリーズ第二作目
しゃばけシリーズ第2作目の「ぬしさまへ」。第1作目の長編に続いて、今回は短編もので登場人物たちについてクローズアップされている印象です。...
点と線
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一瞬の目撃
初期の松本清張の代表作品の一つとも言われている本編は、古いものであり、この種の時代のミステリにはあまり合わないものもあるのですが、本作は...

- 作家
- アーサー・コナン・ドイル、他
バスカヴィル家の犬
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正真正銘のシャーロック・ホームズ物の本格長編ミステリの傑作「バスカヴィル家の犬」
シャーロック・ホームズのもとにモーティマー医師という人物がたずねてきた。彼はバスカヴィル家の後見人であり、とある伝承に悩まされているとい...
少年H
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戦争中、兵隊でなかった国民の視点での戦争体験
兵隊ばかりが戦争を語れるわけではない少年Hとは、著者妹尾肇(せのおはじめ)さんのことであり、著者自らが少年時代に体験した戦争のことを、兵役...
沈黙
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キリシタン禁教と、それに伴う棄教や殉難の問題を、内面的に深く追求した、遠藤周作の第二回谷崎潤一郎賞受賞作「沈黙」
キリシタン禁教と、それに伴う棄教や殉難の問題を、内面的に深く追求した、遠藤周作の第二回谷崎潤一郎賞受賞作「沈黙」作家・遠藤周作は、キリシ...
もし僕らのことばがウィスキーであったなら
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村上春樹の写真付きエッセイ
時間もかからず、さくっとよめる作品なので、通勤中やお風呂などにおすすめ。小説と比べると文章量がとても少ない。活字を求める人には物足りない...
憧れのまほうつかい
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イギリスの絵本画家、エロール・ル・カインを訪ねて
さくらももこが、敬愛してやまないイギリスの絵本画家、エロール・ル・カインの作品と出会い、影響を受けつつ漫画家になり、活躍中に、書店で、エ...
小公女
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女の子向けのお話
資産家のお嬢さんだったセーラ・クルーは特別寄宿生として寄宿学校にいましたが、父親の死によって、学校の屋根裏部屋をあてがわれ、使用人扱いさ...
ロリータ
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演劇派にはうってつけ!
中学生の時に図書館で読んで、性的倒錯ドラマに魅惑された記憶があるウラジーミル・ナポコフのロリータ。欧州からアメリカに亡命した大学教授ハン...
ティファニーで朝食を
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んー...主人公が...
「ティファニー」この響きが、多くの人の耳をつかみ、「朝食」この言葉が「ティファニー」と関連づいて、私たちにその光景を想像させ、興奮してき...
どんぐり姉妹
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どん子とぐり子、2人の姉妹の話
生まれた病院の裏庭にいっぱいどんぐりが落ちていたことから名づけられた、2歳違いの姉妹、どん子とぐり子。2人は、幼い頃交通事故で両親を亡く...
屋根裏の散歩者
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あまりにも退屈な男が見つけた最後の趣味
散歩者の憂鬱多分それは一種の精神病ででもあったのでしょう。郷田三郎という男はどんな遊びも面白くないのでした。親からの仕送りで生活が出来て...
映画篇
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映画好きにぴったりの物語
面白かったーーー!全部で5つの話が収められていて、それぞれがほんの少しつながっている、という構成。同じ作者・金城一紀さんの小説「対話篇」...