ソロモンの偽証 第I部 事件のあらすじ/作品解説

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ソロモンの偽証 第I部 事件

4.334.33
文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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ソロモンの偽証 第I部 事件のあらすじ・作品解説

ソロモンの偽証 第I部 事件は、2002年(平成14年)10月号から2006年(平成18年)9月号まで小説新潮によって連載され、2012年8月に刊行された宮部みゆきによる長編推理小説である。累計発行部数310部を記録した。 「週刊文春ミステリーベスト10」及び「このミステリーがすごい!」にて第2位にランクインするなど高い評価を受ける。 この作品は、東京都のとある中学校で発生した同級生の転落死の謎を、生徒のみによる校内裁判しようとする中学生を描く。 2015年には、この作品を原作として監督 成島出、主演 藤野涼子で映画化され前編・後編の二部作に分かれての公開となり、公開初週土日2日間にて動員9万1850人興収1億2012万8100円を記録し、全国映画動員ランキング初登場第3位にランクインするなど大ヒットとなった。 また、公開に先駆けて行われた前編の試写会のアンケートでは98.4パーセントの観客が後編も観たいと回答した。

ソロモンの偽証 第I部 事件の評価

総合評価
4.334.33
(3件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.754.75
演出
4.504.50

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ソロモンの偽証 第I部 事件の感想

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さすがの宮部みゆき

永遠の閉鎖社会。宮部みゆき先生。言わずと知れた現代の大物作家です。宮部先生の作品はほぼくまなく読んでいますが、ここ何年かは時代物を多く書かれていて、時代ものはあまり好きではないのでしばらく離れていましたが、久々の現代ものでの模倣犯以来の大作、このソロモンの偽証はもう待ちに待ったという感じでした。しかも題材が”学校”です。この永遠の閉鎖社会をどう描くのか?非常に興味津々でした。しかも、どうも’いじめ’絡み・・・?とも言える内容で、どうやってこの難しい題材を調理して書かれたのか?非常に楽しみでもありました。この何十年も、特にネットが普及し、ソーシャルネットワークが若者の生活の中心となり、その中でのイジメを苦に自殺する少年少女が後を絶ちませんし、学校側がイジメが存在していた、それが原因であったと認めたケースはほぼ稀です。警察は自殺はそれ以上の捜査はしませんし、学校側も事を大きくしたくない。残...この感想を読む

5.05.0
  • Toatch21Toatch21
  • 6view
  • 2001文字
PICKUP

社会問題である「いじめ」「学校の隠蔽体質」に焦点を当てたミステリー

本作は宮部作品の中でも非常に読みやすいです!主人公が中学生達だからですかね。ある日、不登校だった生徒が校庭で死体で発見されて、それが自殺なのか他殺なのかというところからストーリーが始まっていきます。そこから事件を目撃したという告発状が出回ったり、その真否についていざこざがあったり、新たな事件が起きたり、人間関係が複雑になっていきます。教師や警察、親、友人、色んな人物と協力しながら、あるいは敵対しながらゲームのように進んでいきます。展開は非常に面白く、読者を飽きさせない書き方です。さすが宮部さんだけあって人物像の描き方も上手く、一人一人に魂がこもっています。ただ現実として、ここまで物事を深く考えられる中学生はいないと思いますが。あと、時代背景がやけに古くて今の人が読むと少し違和感はありますね。携帯電話はない時代の中学生なので(ネタバレになりますが、公衆電話なんかが一つの鍵になるくらいです)。この感想を読む

4.04.0
  • 臾豈臾豈
  • 32view
  • 400文字

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