フルトヴェングラーと「ハーケンクロイツ」の評価
フルトヴェングラーと「ハーケンクロイツ」の感想
伝記風の小説というか
ドイツの有名な指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーと、ナチスとの関係を小説にしたものです、伝記っぽいけど小説です。フルトヴェングラーという人は偉大なドイツの指揮者であるが故にナチスのプロパガンダに利用され、広告塔に祭り上げられ、後に「非ナチ化裁判」によって無罪が確定するまで、親ナチというレッテルを貼られ演奏ができなかった時期もありました。フルトヴェングラーは別にナチスを賛美しているのではなく、利用していた感じだったのですよね、お互い様だけど。彼が指揮する映像が残っていますが、ハーケンクロイツの前で指揮棒を振る姿は中々怖い物があります。そういうエピソードを知った上で読むと面白いと思います。
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