魔術はささやくのあらすじ/作品解説

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魔術はささやく

4.004.00
文章力
4.17
ストーリー
3.83
キャラクター
4.00
設定
4.17
演出
4.17
感想数
3
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魔術はささやくのあらすじ・作品解説

1989年12月出版された「魔術はささやく」は、数々のベストセラーを生み出しているエンターテインメント作家、宮部みゆきの作品である。宮部は、1987年にオール讀物推理小説新人賞、1989年に、本作で日本推理サスペンス大賞を受賞し、その後の活躍に続くことになるのである。本作は1990年、2011年にドラマ化されている。 なんの関係もない3人の女性の死で、物語は始まる。飛び降り、電車への飛び込み、車道への飛び出し。彼女等は、なぜ死に向かったのか。その謎に迫るのが、3人目の女性を轢いてしまったドライバーの甥の少年守である。 やがて催眠術やサブリミナルが絡んでいることが突き止められ、事件は解明されるのだが、守にとってはそれだけでは終わらない。事件を追ううちに、失踪した父親の真実にも迫ることになり、彼自身が究極の選択を迫られることになる。ひとつの小説の中に、いくつもの物語が折り重なるような、練りに練った構成が、宮部みゆき作品の醍醐味である。

魔術はささやくの評価

総合評価
4.004.00
(3件)
文章力
4.174.17
ストーリー
3.833.83
キャラクター
4.004.00
設定
4.174.17
演出
4.174.17

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